6月21日から7月5日は、二十四節気の『夏至
夏の4番目の節気です。

東京の日の出・日の入りの時刻は、
日の出:4時25分
日の入り:19時00分
とのことですニコニコ


一年で最も昼の長い日

夏至は日本や中国で採用されている太陰太陽暦における二十四節気の一つ。


夏至には「日長きこと至る(きわまる)」という意味があります。

日本を含む北半球では一年のなかで最も昼の時間(日の出から日の入りまで)が長くなります。

太陽の南中高度が最も高くなる日です♪


一方、南半球では逆に一年のなかで昼の時間が最も短くなります。


 北極では太陽が沈まず、南極では太陽が現れない日になりますびっくり

夏至の日から11日目を半夏生と言い、関西ではたこを食べる文化が根付いています。

田植えした稲が、たこのようにたくさんの根を伸ばして育つことを願ってのことだそうです。

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日本各地の風習

日本各地に、夏至に食す食べ物や、夏至ならではの風習があります。

多くは豊作を祈る風習のようです。


静岡県などでは冬瓜(とうがん)を食べる風習があります。


【冬 瓜】


名前から冬の食べ物のように見えるが、実は夏が旬の野菜。

7月から8月に収穫される夏の野菜で、大きいもので短径30㎝、長径80㎝程度にもなる楕円形の野菜です。

黄色い花をつけ、皮の色は緑色、実は固く、種の周りには空洞があります。

切らずに丸ごと冷暗所においておけば、冬まで保存できることからつけられたといわれています。

漢方としても使用されています。

実は体を冷やして熱を冷まし、種子は「冬瓜仁(とうがんにん)」などと呼ばれて利尿剤として用いられています。

【夕 顔】

岩手県では冬瓜でなく夕顔(ゆうがお)かなぁ


インドから伝わってきた「ひょうたん」が、苦みの少ない食用のものと分化して栽培されたのがユウガオとされてるみたい。

丸ユウガオは、実を細長く切って干した「かんぴょう」の材料として使用されます。

大きな実をつけるのが特徴で、白い花を咲かせ、皮は黄緑色をしています。

その実は柔らかく、隙間なくぎっしり詰まっています。


✜冬瓜も夕顔もその実の96%は水分で、味はほとんどないため、炒め物、煮物やあんかけ、酢の物など、他の味を含ませる料理に用いられます。

また、大阪近郊では、タコの足のように稲の根がよく地面に広がりつくことを願って、タコを食べる風習があるようです。


関東地方は新小麦で餅を作り、神様に供えるのが古来の習わしだそうですおねがい


島根県や熊本県にも、小麦の団子やまんじゅうを供える風習があるとか・・?!




夏至の頃には各地の多くの神社で年に二度ある大祓も行われます。

二度のうち、6月末に行われる大祓は「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれます。

これは心身の穢れや災厄の原因となる過ちを清めることが目的だそうです。


✤夏越の祓では茅や藁を束ねた茅の輪を神前に立て、3回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えます。




おしまいウインク