✣お借りしました

七十二候では大暑の次候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」を迎えたんですっておねがい
時期は、7月28日~8月1日頃です♪


この蒸し暑さをあらわす溽暑(じょくしょ)という言葉は晩夏の季語です。

和暦の水無月(現在の7月ごろ)の異称としても使われます。

ゆらゆらと目が眩むような熱気で舗道も火のように熱くなるので、「炎天」「炎ゆる」「灼くる」といった季語もあります。

私たち人間は少々くたびれてしまう季節ですが、草木は太陽の日差しを浴び、葉を茂らせその緑をますます濃くしていくよね。
それは神秘的に綺麗♡


ずっと続いていた暑さが一瞬、収まった日、アブラゼミやミンミンゼミに混じって、ツクツクボウシも鳴き出したんじゃない?
「オーシーツクツク、オーシーツクツク、オーシーツクツク、イーヨーイーヨージーー」。
みなさまの地域はどう?

ツクツクボウシの声を聴くと、夏もひとつ峠を越えた?


いやいやいや〜びっくり


日本の夏の暑さは容赦ない日照りが続く梅雨明けの今がいちばんきついショボーン

立秋(8月8日頃)には朝にかすかな涼しさを感じたり、夕方の虫の音が始まったり、暑さの中にもどこか秋の気配が混じり始める?凝視

日中はまだまだ当分、暑い日が続くけどね・・笑い泣き


でもー


朝夕の変化や動植物の変化に注目していただくと、いろいろな変化が感じられるのでは??


もうすでに秋恋しいよ~笑い泣き




炎暑の中で咲く花たちをご紹介します。

癒しになるね♡


☆百日紅(さるすべり)

百日紅(さるすべり)は梅雨明けの目安とされる花。

ちりちりとした花は咲いては散り、咲いては散りして百日間咲き続けることからこの名があります。



☆凌霄花(ノウゼンカズラ)

天使のラッパのようなオレンジ色の凌霄花(ノウゼンカズラ)。

百日紅と並んで日本の夏の代表的な花です。

チャイニーズ・トランペット・フラワーとも呼ばれますが、平安時代から日本で親しまれてきた花です。

凌霄花の「凌はしのぐ」「霄は空の意」で、フェンスなどを伝って空をしのぐように高いところへ登って咲きます。

炎天下でも次々と咲き続け、アリやミツバチなど多くの虫がやってきますが、じつは鳥媒花で、ヒヨドリがよく訪れますおねがい



☆夾竹桃(キョウチクトウ)

夾竹桃(きょうちくとう)も百日紅(さるすべり)と同じく花期が長く、梅雨明けから3ヶ月以上、咲き続けます♡

インド原産で、乾燥や大気汚染に強いため、高速道路沿いでもよくみかけます。


✢強い毒性があるため切り花にはできず、盛夏らしいと眺めるのみの花。



☆紅葉葵(モミジアオイ)

ハイビスカスの仲間で、江戸時代、紅蜀葵(こうしょくき)と呼ばれていました。

ひたすら高く高く、背を伸ばしていき、ハッとするような真紅の大型の花を咲かせ、真夏から秋の訪れを告げます。



☆芙蓉(ふよう)

大きな芙蓉(ふよう)の花。

これから初秋にかけて、パラボナアンテナのような薄い花びらを大きく広げてふんわりと咲きます♡

みずみずしい葉の色合いも美しく、いかにも涼しげにみえますよラブ





お好きな花はありましたか?

真夏日にみずみずしく咲く花たち。


まだまだ暑さが続きますが、疲れが溜まらないよう、十分な睡眠をとって元気に乗り切らないとね。