今日は二十四節気「立夏」、そして七十二候「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」の期間が始まります。
2022年は5月5日(木)〜5月20日(金)です。

身近な意外と知らないカエルについてお話します笑い泣き


夏の始まり

二十四節気「立夏」は、立春・立秋・立冬とともに四立(しりゅう)と呼びます。
4つの季節の始まりを表す重要な暦とされていました。
今ではその存在はすっかり薄くなってしまいました。
今の季節とはズレがあることも、原因かもしれませんね。

でもあるところに注目すると、夏の始まりを肌で感じることができるんです照れ

今までに比べて昼間の時間が長くなり、降り注ぐ光の量も多くなってきています♪
3月、4月は柔らかな春の光、という印象でしたが、この時期の光からは夏の兆しを感じることができます。

紫外線量も上がり、本格的な対策が必要になってくる時期ですガーン
気をつけましょうね!!


多種多様な鳴き声の役割

✣お借りしました
暦の上では夏となり、生き物たちも活発に行動し始めます。
そんな中、今回の七十二候では、「蛙始鳴」ということで、カエルが鳴き始める頃と伝えています。

繁殖期が近いこともあり、カエルたちは大合唱を始めるわけですが、そもそもカエルはオスしか鳴かないというのをご存知ですか?
(ごく一部の種類においてはメスも鳴くそうですが)

えっ?知らなかったびっくり

カエルが鳴く理由としては以下のものがあります。

・繁殖期にオスがメスに向けて求愛する
・オスが他のオスに対して縄張りを主張する
・自分がオスだと主張する

求愛や縄張りを主張するのはわかります・・
自分がオスだと主張するとは??驚き

メスだと思ってしがみついたのに、実はオスだった!
なんてことがカエルの世界ではよくあるそうです笑い泣き
繁殖期のオスは必死ですね〜w

それにしても「間違えないで!ぼくはオスだよ!」と他のオスに訴えるための声も持っていたなんて…正直驚きですニコニコ


カエルの天気予報!?


昔から「カエルが鳴くと雨」なんて言われていますよね?
あながちウソでもないよプンプン

カエルには、先程紹介した求愛や、縄張り主張のためのものとは別に、雨鳴きというものがあります。

雨鳴きは、主にアマガエルが発することで有名です。
アマガエルの皮膚というのは非常に薄く、天候の変化に敏感と言われています。
雨の前に高くなる湿度や下がり始める気圧に反応し、鳴くのだそうです。

皮膚が乾くと弱ってしまうカエルにとって、雨はなくてはならない存在。
だからこそ、このような能力が備わっているのかもしれません。

確かにアマガエルが鳴くのは知っていたけど
能力・・?知らんかった爆笑


カエルって実は縁起物!?

その見た目から万人受けはちょっと難しいカエルですが、意外にも、招き猫などと並ぶくらい縁起の良い物として大切にされています。

帰る、返るなどにひっかけた、ある種ダジャレのようなものは知ってるよね?
お金や運が自分のもとにかえってくる、ということで、店先や玄関にカエルの置物を置いているところも多いようです。

なるほどね~♪照れ

ちなみに、冬眠明けのカエルたちは、産卵のために自分たちが生まれた水辺に帰るという習性があります。

無事に帰れるようにとカエルをモチーフにしたお守りがありますが、実際にそんな習性があると知ると、一層効果が期待できそうですね♡


二十四節気と七十二候について

1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けた24の期間を「二十四節気」といいます。

そしてこれをさらに初候、次候、末候の5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候です。


二十四節気と七十二候は、その日だけではなく、次の節気あるいは次の候までの期間も指しています指差し




『子どもの日』でもあり楽しく過して下さい。
あちこちで事故とか多発してます。

疲れない運転してねニコニコ


さて、仕事に行ってきます。
素敵な一日でありますように飛び出すハート