様々な災害がありますよね?
防災グッズ用意してるかなぁ?
期限切れとかもう一度考えてみませんか?(◠‿◕)
★防災グッズは専用品じゃなく
プロおすすめの100均商品&代用品★
『レスキューナースが教えるプチプラ防災』の著書がある
国際災害レスキューナースの辻直美さんは、災害や防災に対して
「さまざまな面で勘違いしている人が多い」と指摘します。
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千葉の友達で消防署でレスキュー隊の方の話も付け加えます♪
防災グッズの買い方など、よくある4つの勘違いを紹介!!
【災害・防災の勘違い その1】
「自分は大丈夫」と油断してしまう
実際に災害が起こっても目の前に危機が迫っても映画を見ている感覚で
「自分は大丈夫」と思い込む傾向があるとは・・??
たとえ津波がギリギリまで迫ってもボーっと眺めている人も多い?
地震は1回揺れたら終わりではありません!
「1度揺れが収まったから」と物を取りに行ったり・・
避難所から「もう大丈夫だろう」と帰ってしまったりしたときに地震が起き、
建物の下敷きになって犠牲になった方もたくさんいました。。
絶対に辞めよう( ≧Д≦)
【災害・防災の勘違い その2】
避難訓練の標語『おはし』を守る
防災訓練の際に、『おはし』という標語を耳にしたことある?
「押さない」「走らない」「しゃべらない」の頭文字を取ったものです。
災害が起きている現場で、それを本当に守っていてはとても助かりません。
避難訓練を安全に行うための標語にすぎないからです!
もし避難時に引率してくれるリーダーがいれば「おはし」でいいかもしれませんが、
自力で逃げる場合はうまくいかないでしょう。
辻さんが作ったのが、もっと能動的に動く標語『よいこ』です。
「よく見る」「急いで逃げる」「声をかける」の頭文字を取っています。
●「よく見る」とは、今いる位置からどこに逃げるべきか選択をすること。
テレビやラジオ、SNSからの情報の収集と判断も含みます。
●「急いで逃げる」は、危ないところからすみやかに逃げることです。
●「声をかける」とは、周りに「大丈夫?」と声をかけたり、情報を取れない人に
「あっちに逃げて!」などと情報を伝えたりすることです。
*自分自身に「大丈夫」と口に出して言うだけで落ち着く効果もあるようです。
被災すると「助けてもらう」という意識を持つかもしれませんが、
災害時に医療者は多くの人を助けることはできません。
ただし、助かる気持ちがある人のサポートはできます。
『よいこ』を意識して、自分で生き抜く力を身に付けることが大切!
【災害・防災の勘違い その3】
72時間たったら元の生活に戻る
「72時間」とは命の期限とされる時間のことを指します。
これが独り歩きしてしまい、
「72時間を過ぎたら自動的に生活が立て直される」
「行政が動きだしてなんとかしてくれる」
と思い込んでいる人が少なくありません。
実際は、何も食べなくても生きていける命のデッドラインであって、
復旧するタイミングではありません。
そこを勘違いしている印象があります。
実際に行政のフォローが始まっても、
その範囲は最低限生きていける程度に限られます。
期限付きで、台風15号の影響によって千葉で大規模な停電が起きたように、
復旧には時間がかかるケースもあります。
そんな中で、被災前と同じレベルの状態に持っていくには、
自力で食べ物や飲み物、その他必要な生活用品などを準備しておくしかない。
それによって、生き延びられる確率も上がるはずです。
【災害・防災の勘違い その4】
防災グッズは専用の物を買うべき
「防災=専用の防災グッズを買うこと」と思っている人がたくさんいるよね?
専用のグッズの購入はほとんど必要ありませんし、
やみくもにたくさん買っても使いこなせなければ意味がありません。
私自身は、命綱に関わる部分のグッズにはお金をかけていますが、
100円ショップで多くの物を買いそろえています。
4種の神器として、それが「万能ナイフ」「ソーラーライト」「コンパス」「防災笛」です。
万能ナイフは1600円程度ですが、他はすべて100円ショップで購入した物です。
防災笛には紙が入るようになっていて、自分の身元を証明できるものを書いて入れる。
*お借りしました
実はホイッスルではなく、防災笛というのが大きなポイントです。
普通のホイッスルは鳴らすのに肺活量が必要で、吹くと体力を奪います。
防災笛は少量の息でも“気づいてもらいやすい音”がするので、被災時にとても役立ちます。
そのほか、使い捨てでもいいグッズは防災専用の物を買う必要はありません。
水タンクはゴミ袋で代用できます。
着火燃料も何時間も使える防災用のものではなく、
100円ショップの商品でも十分です!
おすすめしたいのは、さまざまな用途がある「ペットシーツ」です。
高吸水ポリマーが含まれているので、
断水などで長時間トイレに行けないときはおむつの代わりになったり、
お湯や水を含ませることで「湯たんぽ」や「冷却シート」「枕」になったりします。
ペットを飼っていない人には最初ハードルが高いかもしれませんが、
防災用としてだけでなく、日常生活でも使うといいでしょう。
コーヒーなどをこぼしても一気に吸ってくれるので片づけもラクになります。
《 チェック❣ 》
日常生活で使って、減った分を足していくローリングストックが、防災備蓄の基本!
「どこで保存すればいいのですか?」
用途に合わせてトイレやキッチン、寝室など分散させておくといいでしょう。
水や食べ物もローリングストックにおすすめです。
手前に賞味期限が近いもの、新しく買った物を奥にしまうようにします。
6年間備蓄できる高価な水を防災用に買う方も多いですが、
普通の水を買って、ローリングストックしておけばいつも新鮮な水を飲めます。
1人暮らしであれば、必要な水は1日3リットルといわれています。
そのうち1リットルは生活用水で、減らそうと思えば減らせますが、
2リットルは体に取り入れるべきものです。
2.5リットル×10日分あればいいでしょう。
その際、500ミリリットルと1リットル、2リットルに分けて備蓄することが大切です。
500ミリリットルは出掛けるとき用。
1リットルや2リットルは料理に使いましょう。
ペットボトルのキャップ
ペットボトルのキャップに穴をあけたもの。
*お借りしました。
飲料水としてはもちろん、キャップに穴をあければシャワー代わりになるし、
そのままソーラーライトに当てればランタンにもなります。
もし賞味期限が切れても、その水で体を拭くこともできます。
防災グッズを揃える際に、「物が増えるのがイヤ」という人もたくさんいます。
やみくもに買うのではなく、普段から使いながらローリングストックするだけでなく、
2つ、3つの組み合わせで代用できるようにするのがポイントです。
防災グッズを揃える際は、なるべく用途が3つ以上あるものを買うようにしましょう♪
普段からこうして物を使いこなす応用力を鍛え、
生きる力を身に付けることが防災には大切なのではないでしょうか。。
はい!以上です。
出来る事からしようね♡
またね☆彡