大曲の花火 第96回 全国花火競技大会
今年も行ってきました大曲の花火
これを見ないで秋田の夏は終われない・・・今年は花火を見る機会も少なかったので、何があっても開催するなら行く
観覧チケットを入手し、毎年お願いしている駐車場も予約し準備万端です。
8月31日(土) 当日の天気は雨・・・台風10号の影響で雨が降ってますが、予報で雨が上がる傾向なので予定通り開催
今回は友達も行きたいとの事で、自宅を昼12時出発し友達を拾って、食料の買い出しをしてから大曲へ向かいました。
駐車場へ着いたのは14時過ぎ、駐車場を予約してるので遅く来ても良いのですが、交通事情も判らないので、早めに来て待ちます。
今年も、駐車場内にテントを張っている人が多く、コロナ明けからキャンプする人が多くなった気がします。
小雨の中、車の中で時間を潰し、雨が上がったのを見て15時半過ぎに会場へ向かいます。
小雨が降ったり止んだりする中で席について乾杯
17時10分から始まる昼花火を待ちます。
昼花火の競技は、大曲だけで開催される演目で伝統継承の目的もあります。
情報伝達方法の一つである狼煙は花火の原型で、明るいうちにあげるので音と煙を使って表現します。
小雨交じりの中、飲食しながら昼花火を楽しみます。
演目のタイトルにも、煙が空に舞いがる龍を模して煙龍という言葉が目立ちます。
パラシュートが付いていて、煙を出しながらゆっくり降下します。
たまに、パラシュートが開かず落下・・・ハプニングも見応えがあります。
今年は曇り空なので、白煙は見えにくい状態でした。
天気は、当日にならないと判らないので仕方がないですね。
昼花火の緩やかに流れる煙を見るのも自分は好きです。
この明るい時間に、飲食を済ませてしまうのがDensuke一家の流儀です。
昼花火を見ているうちに雨も上がってきました。
今年は、昨年の大曲の花火 秋の章で好評だったドローンショーも行われました。
まだ、若干明るいので見えにくかったですがドローンの表現力の進化は凄いです。
立体的に映し出されたミッキーが動いたるたりしました。
ディズニーの音楽に合わせて色々なキャラクターが出てきます。
美女と野獣
リトルマーメイド
トイストーリー
アラジンと魔法のランプ
花火とドローンのコラボ ・・・花火の大きさにドローンが見えない・・・
ラプンツェル
アナと雪の女王
この文字は花火とのコラボでも認識が出来ました。
なぜかディズニーランドの宣伝になってました。
昼花火の後、夜花火まで1時間ほどの空き時間があるのでトイレを済ませるのですが、ドローンショーを見てたらあっという間に夜花火の時間に・・・慌ててトイレに行って夜花火のスタンバイをします。
18時50分~夜花火の開催
全長800mのナイアガラとスターマインで大会の開幕です。
風が少なく煙が流れにくかったので、最後は煙に飲まれましたがオープニングから圧巻の花火です。
大曲の花火は、各メーカーの尺玉2発と創造花火(スターマイン)の構成で全国から選抜された28社が美しさ、表現力を競います。
「芯入割物の部」
三重芯以上で、どれだけ丸く、芯の色がはっきりしているかが評価されます。
風が少なく煙に飲まれてしまった所もあり、残念な花火も・・・
「自由玉の部」
丸さにこだわらないので、花火師の創造力、技術力が発揮される競技です。
新しい技術は、ここで発表されます。
こちらも煙に飲まれてしまい残念な結果になった業者さんも・・・
「創造花火の部」
2分30秒の時間内で、曲に合わせて打ち上げ、リズム感、立体感、構成などを評価されます。
今年は風が少ないので煙との戦いも・・・
煙に飲まれても、会場で見ていると圧倒的な迫力があります。
競技花火の間に、箸休めのように上がるスポンサー花火も見ごたえがあります。
今年の席は、スポンサー花火が正面に当たる位置だったので見ごたえが違います。
煙があっても関係ない、圧倒的な迫力と表現力
そして一番の見どころになる、超大型スターマインの大会提供花火
徐々に打上げ規模と幅が広がっていく演出で花火が押し寄せてきます。
5分間、曲に合せながら花火が上がりっぱなしになります。
煙を打ち破って迫って来る花火の大迫力、目に染みる~
この大会提供が終わると、帰り始める人が出てきますが私から言わせせてもらうと、まだまだ大曲の花火の楽しみを知らない人・・・もったいない
この後、約1時間ほど競技花火、フィナーレ花火と続きます。
フィナーレは尺玉早打ち
22時頃に撃ち止めの狼煙が上がりが上がり花火大会が終了しますが・・・ここから本当のフィナーレイベント 南こうせつさんの「満天の星」が流れ、川向うで花火師さん達が赤いトーチを振ってくれるのので、会場の観客もライトを振って応えます。
この会場の一体感・・・花火師さんへ「ありかとう~」
何とも言えない感情が込み上げてきます。
帰りの会場内スタッフの誘導も素晴らしく、スムーズに会場を出て駐車場へ向かいます。
コロナ明けからの傾向として、キャンプする人が増えたので帰りの渋滞もなく友達を送り届けて24時頃に帰宅出来ました。
今年も無事に、Densuke一家の夏も終わりました。