2022年6月11日公開作品。

 

ドラゴンボールの劇場版としては21作目。

 

ネタバレありの感想です。

 

ネタバレ注意!!!!!

 

 

今回の主役はピッコロ。

 

孫悟飯が準主役といった感じ。

 

ストーリーに関しては子供向けなので、細かいことは言いません。

 

タイトル通り、スーパーヒーローの勧善懲悪・単純明快な物語。

 

お子様にも安心してお見せできます。

 

復活したレッドリボン軍の野望を、ピッコロが中心となって阻止する物語。

 

孫悟空やベジータは今回はビルス様のところでブロリーと修行中で、戦いには参戦しません。

 

両キャラクターの、いわゆる力のインフレは今回ありません。

 

代わって、ピッコロと孫悟飯が大幅に戦闘力アップ。

 

ピッコロがオレンジピッコロに変化するシーンはめっきり力のインフレについて行けなくなっていたキャラクターだけに、盛り上がります。

 

本来、一番強いと評される孫悟飯も大幅に覚醒。

 

終盤、悟空やベジータをも上回る圧倒的な実力を見せつけます。

 

最後の決め技が魔貫光殺砲なのは感涙もの。

 

新キャラクターのガンマ1号2号やDr.ヘドは、今作のテーマに合っていていいキャラクターだと思う。

 

もし次回作が作られるなら、また登場しそうなキャラクターだ。

 

今作のラスボスはセルマックス。

 

原作にも登場したあのセルの強化版です。

 

ただ、知性がゼロなので、せっかくの若本規夫氏の声が少々勿体なく感じた。

 

クリリンなどのサブキャラも見せ場があり、近作では見せ場の無かった悟天やトランクスにも見せ場があります。

 

魅力的なキャラクターの多い作品なので、悟空が主人公でなくても十分楽しめる作品に仕上がっています。

 

ドラゴンボールの映画としては十分満足。

 

贅沢は言いません。

 

ただ、やっぱり悟空が主役の方が盛り上がる気はするけど。

 

野沢雅子さん、これからもお元気で頑張ってください。

 

次回作も期待しています。