2022年5月公開作品。
1986年公開の『トップガン』の続編。
ネタバレあり、注意!!!!!
前作は十年前に亡くなったトニー・スコット監督のスタイリッシュな演出が印象的でしたが、それは今作にも引き継がれています。
まるでトニー・スコット監督が撮ったかのような演出。
80年代に撮影された作品の続編を36年後に制作するなんて不安しかありませんでしたが、その不安を見事にはねのけてくれました。
これは紛れもなくあの『トップガン』の続編です。
空気感があの作品と一緒。
悪く言えば、目新しさは無い。
日本映画で例えるなら『あぶない刑事』や『シティハンター』の続編みたいな感じ。
懐かしさだけで一本の映画が出来てしまった感じです。
特に終盤、主人公があのF-14に搭乗する展開は、『さらばあぶない刑事』の終盤でユージがレパードを運転する場面を彷彿とさせます。
あの時代の空気感を存分に楽しめた映画でした。
序盤、あの名曲『デンジャー・ゾーン』が流れる辺りからもう感涙しそうになりました。
でも、これ、若い人が観たらどう感じるのだろうとも思います。
却って新鮮に感じるのでしょうか。
ストーリーは、今の時代の映画とは思えない位に単純明快なので、観る人によっては退屈に感じる可能性もあります。
それにしてもトム・クルーズは若々しい。
相手役のジェニファー・コネリーが年相応なのとは対照的。
まもなく還暦などとはとても思えません。
予告編で流れていた『ミッション・インポッシブル』の最新作も楽しみ。
