One and fank   by FANKandGAZAFANK

女(オースティンパワーズに出てくるみたいな)2人、秘密を知って宇宙人に追われる。

時間銃で撃たれると先祖帰りを起こし、恐竜に変化してしまう。

宇宙人は人間の体のみを手に入れる為に行動している。

シェルターに住む人間はすでに加工されてしまっている。

提案者、男、科学者?人類学者?
千年はもつと宣伝されているシェルター。

「時間を超える」というのがコピーらしい。

老ける前に眠る事で逃れる方法を提案。

退化のベクトルを、時間を加速する事で進化のベクトルをかけ、現ポイントへと留まらせようと言う。

外シェルターのみに宇宙人の技術を適用して時間を激流に変化させることになる。
およそ、1時間で10年位経過する。千年は100時間。地球時間で四日と4時間。

 老いは外見ではなく内面脳細胞のみに働きかけ、精神のみを急激に「進化」させる。
人類の脳が進化して宇宙人の科学に対抗できる知力を持つのが先か、それとも老衰で死んでいくのが先か、ダーウィンの進化論をシェルターで生身の実験をすることになる。




 巨大な薄い皮膜のようなシェルターが作られ、更に内に、チベットのパオのようなシェルターが点々と作られている。




 女の子が座っている。

 シェルターの窓が開いている。隙間風が空気を洗浄してくれるとおばあちゃんは信じている。千年の眠りにつこうとしているのにばぁちゃんは閉めようとしない。古い慣習がおばあちゃんの心の支えである限り私は窓を閉められない。けれどそこから老いが忍び寄るのではないのだろうか?この千年の眠りを提案した科学者がうちのシェルターに来た。人数的なことからうちは余裕が有るからうちで眠る事になったらしい。眠りに入る事になって科学者は異変に気付く。もう一人の女性に変化が見られたのだ。見た目は若いのにぼけが始まっている。恐ろしくなって科学者に窓の事を言った。科学者はおばあちゃんの気持ちを落ち着かせる為に、部屋の風を動かす方法を教えてくれた。科学者は窓を閉めた。ゆっくり眠ろうねと声をかけられたと思ったら私はすでに夢の中に漂っている事に気付いた。




 この実験は成功するだろうか。宇宙人との取り引きは、誰にも知られてはいけない秘密だ。
 恐竜に退化したあの姉妹。人はあの姿からゆっくりと今の形に進化してきた。「人」が、千年経った後に果たしてこの形を保っていられるのかどうかの保証など、誰にもない。

 もしかしたら、あの宇宙人のように我々も器を求めてさまよわなければならないほどに弱々しいものに変化しているかもしれないのだ。しかし、そうならない為のプログラムも作った。昔ながらの生活を守り、完全自給自足できるくらいの活動を常にキープすることで、身体にも精神にも変化への負担が減り、最悪の状況からは回避できるはずなのだ。

 取り引き。果たして私は彼らも救うことができるのだろうか。それとも、これは、彼らにとっても実験なのか。

 最近、見張られているような気になっているのは、疲れているせいなのだろうか。
 彼らは器にどうやって移動するのだろう。寄生をするのか、それとも精神融合を行うのか・・・。考えたくない事だが、彼らが人間を器として利用するという話すらも嘘なのかもしれない・・・。食料としての確保でないとなぜ言える。

 最近、自分でも精神に破綻をきたしてきているのが分かる。疑念が強くなっている。懐疑的傾向は、高齢になると増えるが、単に疲労がたまっているだけなのかもしれない。このシェルターでは時間が激流のように過ぎていく為、花など命の短いものをあまり育てられない。植えたそばから芽が出、やがてぐんぐんと天に向かって成長し蕾をつけ、数秒で花は開く。しかし目をしばたく暇も与えないほど一瞬にして花はしおれ、散っていく・・・。実をもたらさない花の散り際は、全ての人に時の流れに対する悲哀といった感情を育んでしまう。

 人々の心をもっとリラックスさせるものを見つけなければ。





異次元の国と現実次元の敵と別次元の自分たちの混乱と共振性。




理想とされている国で、黒いポリのゴミ袋の様な服を着ている住民らしき人々が歩いている。しかしそれは別次元の自分たちであり、彼らも異次元の国の異邦人であった。




 空間の切れ目が段々と混乱してきているようだ。理想とされていた異次元の国は理性的な完全な階級性で、誰も不満がない差別的な国だった。それは一種の洗脳による不満のコントロールであり、納得できないものであるとともに、争いのない階級制の国は全ての「進化」が阻まれていた。あらゆる問題は表出することがなく、すさまじい速さで「進歩」のみが進んでいる。
 現実次元の私たちはそのテクノロジーによる高度な社会に憧れ、目標として追い付く為に、我々は覗き半分潜入した。別次元の私たちらしき人々は彼らの世界が与える影響について警告しにきていたらしい。混乱と混沌と雲の上に広がる神々の世界のようなこの異様で美しい白い壁や通路が石の硬質な冷たさが理数的な鋭さと優美さをもって変わっていく。