中丸薫さんはチャクラを開いただけあって、
たいへん興味深い話を書いておられますので、
アーユルベーダ宇宙編と重ね合わせながらしばらく
ご紹介していきます。


中丸さんの祖父は中国の辛亥革命に失敗して
孫文といっしょに兵に追われて逃げ、
小さな川の中に身を隠し、ススキの茎で息をしながら
何時間も潜んでいたという、忍者まがいのことをして
命びろいしたということです。

祖父は明治天皇の孫とおっしゃっています。
そのこともあって各国の首脳と会い、
世界平和について語っています。

ただ宇宙連合のことやその中心者とのコンタクト他、
いろんなことに触れておられますが、
私のほうでは5,000年前に伝承された
アーユルベーダと重なる部分についてだけ触れて行きます。

宇宙のしくみ、人間が地上に生まれてくる理由、カルマのことは
アーユルベーダ伝承と同じです。


カルマについては医学博士の藤崎ちえこ医師は、
そうおどろおどろしいものではないように書いています。
自分で再度やり直そうと思えばまた同じ学習をするのがカルマ
という程度です。

アーユルベーダの宇宙編の部分の講義では、
カルマをけっこう強調していました。

ある新興宗教では
「地獄は厳然としてある。血の池地獄・火炎地獄・色情地獄。
阿鼻叫喚の絵図がそこでは繰り広げられる。」
と教祖先生は声を大にしていました。
これはどうもビジネス化の匂いがしますが、
どなたの話でもカルマということはあります。



霊界にも思想集団があって、仏教よりのひと(天使・精霊)は
カルマを強調しますし、そうでもない集団もあるようです。

どちらもほんとうと言えるのであり、それは向こうの世界は
すでに出来上がっているのではなく、自分の想念が映し出すという
この物質界と同じしくみであると推察されます。


阿鼻叫喚の地獄があると思うひとは、自分の行状と照らして
その状況が映し出されるでしょうし、
たいして思わない、つまり
「できなかった宿題は、また生まれていって解いてみよう。」
とあっけらかんに考えているひとは、
そのような状況の世界が映し出されるのではないでしょうか。

ですからひとによって向こうの世界のようすが異なります。
違うとも言えないのです。


中丸さんはカルマを解消するとこころがすっきりすると言います。
ご自分の経験からです。
そのカルマは、私も感じますが、いつも良くない結果が出る
同じ傾向・癖がまずはカルマの可能性があります。

同じようなことでひとと喧嘩をしたり、仕事で同じ失敗をしたり
性格だからと思っていることが、あなたのカルマの可能性があります。
それを解決するのが今世の宿題なのです。

また子供を虐待したり、ひとをいじめたりもカルマかも知れません。
今回はどのようにうまく、そのことを解決して人生をよくするかが
宿題なのです。

このカルマのことを知っていれば、子供にせよ、ひと様にせよ
命にかかわる大事を起こすまでに、

「宿題を解かなくては。」

と踏みとどまるのではないでしょうか。
でないとつぎの世でも同じ宿題が出ます。


何千年と同じことがくり返されるとなれば、
まさに地獄はこの世にある、と言われるとおりです。


アーユルベーダ宇宙編でお会いする機会をつくり、
このようなお話もし合いたいです。
http://www.doctor-one.net/p.pdf

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