翌朝、県内最後に向かったのは栃木市でした。
昼前には、帰りの電車に乗らないと飛行機に間に合わないのでさほど時間がありません。
8時半過ぎに到着して、趣のある水路わきの道を通って、
まず向かったのが、
地元のスーパーマーケットです。本当は前日に済ませたかったものの、足利市も佐野市も、駅近や通りすがりにスーパーを見つけることが出来ませんでした。
もっとも、栃木市もここまで10分ほど歩きましたが、名所の近くだったこともあり何とか組み込めました。
店内は関東ということもあり、全国ブランドの商品が多くてそこまで珍しさはなかったものの、
地酒に、
にんべんの調味料、
常温保存可能の佐野ラーメンを購入、しかしながら、
立正堂のせんべい、この地方限定と思っていたら、翌週末に地元のゆめマートで見つけてしまいショックでした。
大通りに出るとレトロで趣ある建物にたくさん出会いました。
ただ、こうした景観を売りにする街は関東では他にもあります。上手く競合してさらに魅力を高めて欲しいです。石で敷き詰めた道は歩いていて気持ち良かったです。
栃木市でシンボル的なこの蔵は、今はギャラリーとなっていますが、
立ち寄ってみると、この日から
”鈴木賢二展”が始まっていて、ここで初めて知ったのですが作品は圧巻でした。
イベントのクイズに答えたら景品のポストカードをいただきました。
反戦、平和をテーマにした作品が数多くあって、しかも彼が最も活躍していた時期がベトナム戦争の頃でしたから、当時の問題点をストレートに表現していた力が凄かったです。
栃木市は他にも、路傍の石の作者である山本有三さんの出身地であり、写真をアップできませんが石碑も立っていました。
今年で創県150周年となる栃木県の県名の由来でもあり、当初の県庁所在地でもあり、歴史に風格を感じる街並みでした。次に訪れる時はもう少し時間を取ってゆっくり楽しみたい街でした。