ここのところ、よく映画館に行ってます。今回の作品は、以前から少し気になっている松居大悟監督、舘そらみさんの脚本で手掛けた
”手”
映画館も初めて、
大洋洋画劇場
に行きました。
今回の映画、日活が時々手掛けるロマンポルノのプロジェクトの一つで、R18+作品のスクリーン鑑賞は初めてでした。
内容はネタバレもあるので書けませんが、スクリーンの雰囲気も良く、出かけて良かったです。
主演の福永朱梨さん。この映画で初めて知りましたが素敵でした。予告編でも描かれている、
おじさんの観察と言う変わった趣味に行きついた理由から、ラストシーンでの心情の変化には、少し涙ぐみました。
そして相手役の金子大地さんは、最近は良く名前を聞くようになって気になってはいたのですが、スクリーンでは初めて目にしました。
実は映画についてのインタビューで、福永さんが、”芝居で引っ張ってくれた”と語っていたことが気になっていたのですが、演技としてそう見えるシーンがいくつもあって、今後の作品にも注目したいです。
あと、福永さん演じるさわ子さんの上司役の津田寛治さんや、家庭での父親役の金田昭夫さん、また熊の肉を頂く時に写真を撮るシーンなど、多くのおじさん役が引き立ててくれました。
ロマンポルノで官能シーンもふんだんにありました。実でもそう思いますが、セックスシーンで行為以外での会話って、付き合うことではとても大事なことが多いと思いますし、その点をとても大切に描かれていたことはとても好感でした。
それでも一度だけの鑑賞では分かりづらい点もあったので、配信が開始された際には改めて見るつもりです。その際はシーン的にR15+相当へ編集される可能性もありますが、それでも作品をより深く確かめたいと思います。