久しぶりの解説ブログです。今回は黒崎先生の話題が中盤辺りから出始めたのですが、あまりにインパクトがありすぎて「黒崎先生秘話!」と題してしまいました。

 

 まず、渡邊総師範が初代師範代になった際に黒崎先生から匕首を渡されて「不覚を取った場合はこれで詫びろ!」と言われたそうですが、他の人なら「それくらい覚悟を持って臨め」くらいで済むのでしょうが黒崎先生は本気で言い渡したそうです。冗談の欠片が微塵もないと言いますか、あの無表情な顔で言われたら…。

 

 大山先生への「詫び」か「嫌味」かわかりませんが「指詰め事件」もビックリです。そういうことを突発的にできるということは常日頃から「覚悟」を持って生きていられるということを実感させられるエピソードだと思います。本当に心の強い人だったのでしょう。

 

 最後は大山道場に入門するきっかけですが、総師範曰く「右翼団体か何かに所属していたけど手に負えなくなって大山先生にお願いされたみたいだ」と。あの(国会爆破未遂)事で団体存亡にもかかわるとのことで追い出したようですが、そんな人を平気で受け入れる大山先生も相当に豪胆な方としか言いようがありません。

 

「オレ最初は知らなかったから平気でタマ潰したり、一緒につるんで遊びまわってた。後からその話を聞いてブルッちゃったよ。もし最初から知ってたら絶対近寄らなかった!」

 

 いえいえ、総師範も十分に危険な存在ですので心配ご無用です!