あらすじ・内容
リウイをめぐり、揺れる４つの女心
アイラの思わぬ告白により、ミレル、メリッサ、ジーニの三人娘は、激しく動揺していた。そんな彼らにいち早く気づいたジェニは、リウイたちにひとつの試練を与える。最高潮のアレクラスト・サーガ第８弾
読んだ感想
リウイの魅力に気づいちゃった冒険者仲間たちの揺れる女心が描かれています。
ジェニさんは、戦の神マイリー教団の最高司祭で、リウイの育ての親の一人です。剣の姫の異名を持つ剣の名手です。
メリッサの上司？にあたるひとですね。
この人、オーファン建国の英雄、リジャール王の冒険者仲間だったというすごい人です。もう一人、カーウェスというリウイの養父も冒険者仲間で、実はリウイはすごいやつなんじゃないか？と思わされる設定がわんさかですね。
魔法戦士リウイ８巻目は、メイド姿のジーニ、メリッサ、ミレルを見ることができます。このへんの挿絵も素敵です。
メイド姿の冒険と、ジェニから授けられた冒険の２本立てになっています。
この小説は、一回一回、設定の説明があって、物語が完結するので、どこから読み始めても一応概要は理解できるようになっています。
最初から読むともっと面白いですけどね。
古代王国時代の夢の遺跡の探索から、人間の欲望の深淵に迫る今回の物語。
通勤中にかる～く読むにはうってつけの作品です。おすすめ！
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