今回はブレッドボードの電源を供給する基板を作ろうと思います。
皆さんはブレッドボード上で実験するとき、どのように電源を供給していますか?
私はUSB - Arduinoの様に5Vを取ったりしています。
ですが、わざわざUSB電源を用意して、Arduinoを用意して・・・
非常にめんどくさいです。しかもそれでArduinoが壊れる可能性もあるのです。
そこで1ヶ月前位に別の基板を作っていました。
が使いにくいため今では全く使っていません(笑)
一応その記事は下に貼り付けて置きます。
そこで今回はACアダプタから+5Vを供給できる基板を作ってみようと思います。
・欲しい機能
まず欲しい機能を書き出します。
- ACアダプタで動作
- ブレッドボードに直差し出来る
- ショート時の保護機能
- 通電時のパイロットランプ
これらを目標に作ろうと思います。
・回路図
まずは回路図に落とします。
回路図が見づらい・汚いですがご了承ください。
上のようになりました。
・使う物
早速使う物を選び、書いていきます。
- 2×5 ピンヘッダ
- 丸形ピンソケット
- 0.1uFセラミックコンデンサ
- 1uFセラミックコンデンサ (データシートには0.33uF推奨)
- 78L05
- ポリスイッチ (50mA トリップ100mA)
- LED(今回は緑色使用)
- 1kΩ抵抗
78L05は三端子レギュレータです。100mAまでですが、それ以上必要な場合は7805など別のレギュレータを使用することをお勧めします。
ですがまあ電子工作では100mAはそこそこ大きい電流ですのでまあ大丈夫だとは思いますが...。
またモーターなどを動作させる場合は100mAではパワー不足のため別のレギュレータを使用することをお勧めします。
なぜ丸ピンソケットを使うのかというと、秋月電子のDCジャックDIP化キットを直接はんだ付けしたくないからです。DCジャックDIP化キットは今後別の場所で使う可能性も考え残しておきます。
もう一つ作った後に思いましたが、ユニバーサル基板はもう少し大きく切ったほうが良いです。
自分はちっちゃくしすぎたため、はんだ付けに苦労しました。
また写真は赤色LEDと1.5kΩ抵抗が写っていますが、こちらは使用していません。
・作成後の写真
半田付けが芸術的ですね(笑)
めっちゃ汚いです。 半田付けって上達するんですかね?
最近YouTubeとかで流れてくる基板を使わないやつありますが、よく半田がツノみたいにならななって思います。使ってる半田が違うんですかね?
・使い方やレビュー
プラスとマイナスを間違えないようにマスキングテープに+と-を書いて貼っておきました。
見にくいですが、ArduinoNANOとLED1つを同時に動作させています。
ちなみに電源はACアダプタ 12V 1.5A品です。
レビューですが、結構使いやすいです。
まあそもそも自分の作った物を自分でレビューするのはおかしいと思いますが...
ちなみにこの後ショートさせましたが、約110mA瞬間的に流れた後に、20mA程度に落ち着きました。ポリスイッチが仕事してますね。
一つ不満点と言えば、今回作った電源供給基板だとどちらかの電源供給ラインしか流せないため、本当は右と左の電源供給ライン両方に流したかったのが本音です。
ちなみに左と右の電源供給ラインはぴったりインチでは無いようです。
そのためユニバーサル基板の改造?が必要なため今回はやめました。(めんどくさい笑)
今後はこの基板を使っていろいろ作っていきたいと思います。