この日は、えちごトキめき鉄道の朝から朝まで455(Holly Night Express Version)に乗車してきました。

 

今回は、新潟地区大雪の影響で直江津行けるかどうか心配でしたが、何とか辿り着く事ができました。

 

(参考)昨日の磐梯山サービスエリアの雪

昨日は自宅を18時30分に出発、常磐自動車道~磐越自動車道~北陸自動車道を経て上越妙高駅へ向かいます。いわきJCTから先は雪が舞い、郡山JCTから先は本降りの雪、会津若松ICから先は路面積雪、三川ICから先は吹雪、新潟JCTから先は横殴りの霰でした(会津若松からは湿った雪が車体に厚く着雪してしまい運転支援システムのセンサーがエラーを起こして機能停止。ヘッドライトもフルLED化してしまった事で雪が積もってしまいハイビームにしても真っ暗、こんな時に限って先行車もなく「ここが道路だろう」と予測しながらの運転でした)

 

(参考)昨日の黒埼サービスエリアの雪

なんとか、黒崎サービスエリアに到着。磐越自動車道内でヘッドライトや窓回りの除雪や、ホワイトアウト寸前の吹雪の影響で黒崎サービスエリアには65分遅れで到着しました。

 

(参考)昨日の上越妙高駅

刈羽PAあたりまでは通行止めになりそうなギリギリの路面状態でしたが、何とか途中のICで降ろされる事なく上越ICに到着、上越妙高駅には95分遅れで到着しました。今夜は定宿の東横イン上越妙高駅西口に泊まります。

 

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上越妙高駅(東横イン上越妙高駅西口)

朝6時に起床、昨晩は雷が鳴るような大雨で夜中に何度か起こされ少し寝不足気味です。この後は、ホテルで朝食を済ませて早めに出発します。

前日の新潟・長岡周辺の大雪が嘘のようです。上越インター近くにあるENEOSで給油してから直江津駅に向かいますが、そこでガソリンスタンドの店員から意外な事実を告げられました。

 

「すいません。レギュラーガソリンが品切れで供給できません」

 

2011年の東日本大震災時に何度も聞いたことがあるフレーズを十数年の時を経て改めて聞く事になるとは全く予想もしていませんでしたが、直江津に油槽所があっても運ぶタンクローリーが新潟地区大雪の影響で配送先から戻って来れなかったりしたようです。

近くにある早朝から営業しているガソリンスタンドにも立ち寄ってみますが、店に入った途端に店員から腕で「×」との案内。まだ余裕があるので明日、改めて給油します。

 

直江津駅

昨夜、少し雪が降ったようです。窓口で指定席の受付をして6番線に向かいます。

観光急行W01編成は既に出区、妙高高原方の留置線で待機中です。

 

直江津駅6番線に停車中の妙高高原ゆき普通列車(第2348M列車)

この列車は通常6両編成での運転ですが、長岡地区大雪の影響で4両編成に変更されたようです。

電留線には大雪で運休となっている特急しらゆき号も留め置かれています。

 

直江津駅6番線に進入する観光急行W01編成

観光急行W01編成は8時17分に入線してきます。

本日は朝から朝までの長丁場になります。

 

直江津駅に停車中の快速「兼六」号(第8350M列車)

検査前の運行は2023年1月3日が最終となり、3月中旬ぐらいまで運休となるようです。

本日のヘッドマークは指定席券と同様に「兼六」が取り付けられています。

 

横サボ

横サボは快速「とがくし」、急行「アルペン」になっています。

 

1号車指定席

本日の指定席は1号車8番A-D席です。

本日は快速~急行4号までは常備式で兼六号、夜行急行は補充式でHolly Night Express号になっています。券番は快速「兼六」上り下り共No,0020、急行「兼六」1号No,0023、急行「兼六」2号No,0025、急行「兼六」3号No,0034、急行「兼六」4号No.0033、補充式はNo,2837でした。兼六号の指定席券は初めてかな。

 

【快速8350M妙高高原ゆき】

直江津駅          8時43分発

春日山駅  8時48分着- 8時48分発

高田駅   8時51分着- 8時52分発

南高田喜  8時55分着- 8時55分発

上越妙高駅 8時59分着- 9時00分発

新井駅   9時07分着- 9時10分発[ 3分停車]

二本木駅  9時19分着- 9時19分発

関山駅   9時27分着- 9時28分発

妙高高原駅 9時37分着

 

直江津周辺の車窓

上越妙高駅付近は積雪が殆どありませんでしたが、直江津は少し雪が積もっていました。

 

妙高高原ゆき快速車内で提供される朝食

米やのコシヒカリ弁当店調製のおにぎりを頂きます。

今回も美味しく頂きました。

 

上越妙高駅付近の車窓

この辺りは薄っすら積もった程度でした。

 

二本木駅付近の車窓

新井駅付近から積雪が一気に増えてきました。この辺りで3~5cmくらいでしょうか?

 

関山駅付近の車窓

この辺りでは5cmを超えてきました。

 

上越妙高駅付近の車窓

この辺りに来ると積雪は15cmを超えているようです。冬場は地元で県道の除雪や融雪剤散布の仕事もしているので雪景色を見ると落ち着かないです。

 

妙高高原駅に停車中の直江津ゆき快速「兼六」号(第3847M列車)

えちごトキめき鉄道・直江津運転センター所属のW01編成、直江津方からクモハ413-6号車+モハ412-6号車+クハ455-701号車の3両編成になっています。

冬季の運行は2023年1月3日をもって終了、以降はクハ455-701号車の重要部検査のため3月頃まで運行を休止、検査対象ではないクモハ413-6号車とクハ412-6号車は第1種休車扱いとして次回の検査時期を延ばすようです。

413系・455系の検査費用に充てられるクラウドファンディングも成立しましたので来年3月の運行開始も楽しみにしています。今回の検査に合わせて、クハ455-701号車の座席モケットの張り替えやトイレのアコモーデション改善、一部側窓の開閉化、方向幕の新規作成、ヘッドマークのデザイン見直しなども行われるようです。

 

【快速8347M直江津ゆき】

妙高高原駅          9時44分発

関山駅    9時53分着- 9時53分発

二本木駅  10時01分着-10時01分発

新井駅   10時09分着-10時10分発

上越妙高駅 10時17分着-10時19分発[ 2分停車]

南高田駅  10時22分着-10時22分発

高田駅   10時24分着-10時26分発

春日山駅  10時30分着-10時30分発

直江津駅  10時35分着

 

妙高高原駅付近の車窓

この辺りでは雪の花が見れました。

 

クハ455の車内

2023年3月18日のタイヤ改正では糸魚川折り返しだった急行3号・4号の運転区間が市振まで延長される事から、指定席利用者の特権だった糸魚川駅構内入換乗車が見れなくなってしまうのが少し寂しいところ。

 

直江津駅に停車中の市振ゆき急行「兼六」1号(第8002M列車)

本日の急行担当運転士はBさんのようです。

北陸地区で使用されてきた国鉄形車両は前面方向幕が鉄板で塞がれています。これは寒冷地特有の事情によるもので、鉄道の建築限界内に入り込んだ氷柱や雪の重みで倒れてきた立木、列車の走行による風圧で落下してきた雪や氷の塊が当たって方向幕ガラスや内部機構が破損してしまう事を防ぐために取った措置と事です。

仙台地区では455系の前面方向幕や前面ガラスが破損しているのを何度か見た事がありますが、特に対策はしていなかったようです。

クハ455-701号車の前面方向幕は塞がれた鉄板の上にシールを作成して貼り付けています。

 

直江津駅に停車中のET122系気動車

えちごトキめき鉄道・直江津運転センター所属のK6車(ET122-6号車)

 

直江津駅に停車中の市振ゆき急行「兼六」1号(第8002Mり列車)

鉄道マニアになった頃から45X系・47X系が好きで、所有しているNゲージも同形式が87両と最多となっています。5月にはTOMIXの453系15両も入ってくる予定なので年内には100両超の大所帯になるみたいです。

 

【急行8002M市振ゆき】

直江津駅         11時26分発

能生駅  11時51分着-12時06分発[15分停車]

糸魚川駅 12時20分着-12時34分発[14分停車]

市振駅  12時52分着

 

12月版の記念乗車証

記念乗車証は月毎に変えているようです。

 

有間川駅付近の車窓

冬の日本海を見る事ができました。

 

直江津駅前のハイ・マート弁当売り場で購入した「いなり寿司」

朝食を寝て美味しく頂きました。

 

能生駅に停車中のの市振ゆき急行「兼六」1号(第8002M列車)

能生駅付近は日陰の部分少し雪が残っているような状況でした。

B運転士さんと一緒に

停車中に乗客が持ち寄った方向幕に交換してミニ撮影会なども

方向幕も色々出して頂けました。

懐かしの「七尾」ゆき。横サボは軽井沢-篠ノ井ですが(笑)

 

指定席サービスとして提供される昼食

本日は特別運行としい事で特別な敷紙が用意されました。

今回も蟹いっぱいの釜めしを美味しく頂きました。

 

糸魚川駅に停車中の大糸線

本日は大糸線内大雪により運手見合わせだったようです。

 

糸魚川駅に停車中の市振ゆき急行「兼六」1号(第8002M列車)

急行「兼六」号は1966年10月のダイヤ改正で名古屋~金沢間の急行列車として設定されたものです。この列車は475系を中心とした12両編成でサロ・サハシ各1両連結の長編成で運行されました。

この列車は金沢駅を発着する北陸本線を代表する列車でもありましたが、1975年3月のダイヤ改正で特急「しらさぎ」号に格上げされて485系電車での運行に変りました。

 

市振駅に到着した急行「兼六」1号(第8002M列車)

市振付近は線路が隠れるくらいの積雪でした。

 

雪の市振駅

これぞ、冬の日本海という天候でした。

荒波が波返しに当たる音と水しぶきが凄かったです。これ以上波が高くなると下り線使用停止(上り線のみを使用して単線運行)や運休も考えられるとの事でした。

 

市振駅に到着する直江津ゆきワンマン普通列車

えちごトキめき鉄道・直江津運転センター所属のK7車(ET122-7車)

 

市振駅を発車した直江津ゆきワンマン普通列車

この車両は日本海の荒波をイメージしたラッピング「NIHONKAI STREAM」が施されています。

 

 

市振駅に停車中の直江津ゆき急行「兼六」2号(第8003M列車)

直江津ゆきワンマン普通列車が発車した直後から大粒の雨が降り出しました。

外で写真を撮っていた方も車内へ避難したようです。

 

日本海の荒波

地元の人曰く、これでも落ち着いている方だとの事。太平洋沿岸で同じ波が来たら被災レベルです。

 

【急行8003M直江津ゆき】

市振駅          13時14分発

糸魚川駅 13時32分着-13時42分発[10分停車]

能生駅  13時52分着-14時58分発[ 6分停車]

名立駅  14時07分着-14時18分発[11分停車]

直江津駅 14時31分着

 

指定席サービスとして配布されたデザート

配布されるタイミングが少し変わったようです。今回も美味しく頂きました。

 

糸魚川駅に停車中の直江津ゆき急行「兼六」2号(第8003M列車)

 

名立駅に停車中の直江津ゆき急行「兼六」2号(第8003M列車)

今季から有間川停車がなくなり、名立て駅停車が復活しました。

 

有馬川駅付近の車窓

少し天候が回復してきました。

 

直江津駅に到着した急行「兼六」2号(第8003M列車)

 

【その2へ続く】