2022年1月16日に実施された「ディーゼル機関車と過ごそう!」~機関車撮影会~イベントの際に神栖駅構内に留置されている6000形気動車の廃車体を撮影してきました。

 

神栖駅構内に留置される廃車体

現在、神栖駅構内の緑地側には運用から外れた6000形気動車3両が留置されています。

水戸方から6007+6001+6005の順に留置されています。

 

6007号車(アクアワールドラッピング)

6007号車(1987年・日本車両製製造)→2018年廃車

これらの廃車体は部品確保用として留置されているものでエンジンや駆動系などの部品が撤去されています。

 

6001号車(茨城国体2019ラッピング)

6001号車(新製1985年・日本車両製造)→2020年廃車

 

6005号車(常磐大学ラッピング)

6005号車(新製1985年・日本車両製造)→2021年廃車

 

鹿島臨海鉄道6000形は1985年の大洗鹿島線開業に伴い用意されたもので1993年までに日本車両製造及び新潟鉄工所で19両が新製されました。エンジンは新潟鐵工所製の6L13AS形直噴式(230ps/1,900rpm)、変速機は新潟コンバーター製のDB115形(液体式/変速1段・直結2段)、台車は金属ばね台車のND217形及びND217T形を採用しています。車内はデッキなしの2ドアでトイレ有り、冷房装置搭載、客室座席は転換クロスシート+車端部ロングシートとなっており国鉄117系電車並みの居住性を有しています。2022年1月現在、10両が運用に就いています。

 

(おわり)