■撮影日:2018年 1月 2日/その3■

 

■台東新駅から6.2km付近

 

台東旧駅方

 ここから先は台東旧駅の構内となります。
 
■台東新駅から6.5km付近
 
機関庫

 機関車を整備していた機関庫です。

 機関庫は鉄筋コンクリート造りの比較的新しいものです。

 ビットも設置されており床下機器の点検も行っていたようです。

 機関庫内には朽ち果てた腕木式信号機が押し込まれていました。これだの良い建物が残っているのでR20形の静態保存場所に活用してもらえると嬉しいのですが・・・
 
機関庫の脇にある燃料タンク

 

機関庫脇に設置されている売店

 電車タイプでレールの上に載っています。

 

機関庫脇に設置されている腕木式信号機とモニュメント

 腕木式信号は長年整備されていないようで朽ちてきています。

 せっかく残すのなら整備して頂きたいです。

 機関庫のモニュメントも設置されています。

 機関庫から蒸気機関車が出てくる風景を表現しています。
 
旧台東駅

 現在はバスターミナルに改装されています。

 出口専用の改札口も残されています。

 台東旧駅は2001年5月31日の廃線に伴い使用を終了したものです。現在はバスターミナル及び台東鉄道芸術村となっています。
 
貨物用ホーム上屋

 貨物ホーム用の上屋はバスターミナルに転用されています。

 

旅客ホーム

 ホームは島式1面2線に単式ホームを増設した構造になっています。

 駅の終端部方は台東海岸線が発着していた切り欠きホームが島式2面3線構造になっています。
 
保存されている信号てこ

 現役当時に使用していたものを保存しています。
 
留置線

 駅構内には折り返し整備用の調車場が設置されていたようです。
 
■台東新駅から6.7km付近
 
終端部方

 現在は終端部になっていますが1980年までは台東海岸線が続いていたようです。
 
台東新駅方

左へ曲がっているレールはデルタ線です。
 
デルタ線の終端部

 デルタ線は主に機関車の向きを変える際に使用していたようです。

 デルタ線の中央部にはターンテーブル(転車台)が設置されています。
 
デルタ線の駅構内部

 デルタ線とターンテーブルが接続されていた形跡がないので先にターンテーブルの使用を中止したものと思われます。
 
ターンテーブル


 既にレールは撤去されています。

 使用を終了してから相当な年月が経っているようです。
 
台東駅構内で静態保存されているDR2000形気動車


 台北方から25DR2060号車+25DR2069号車+25DR2067号車の3両編成になっています。

 DR2050形はDR2000形気動車(旧LDR2300形気動車)の中間付随車で台東線が762mm軌間(ナローゲージ)だった頃には最速列車であった「台東線光華號」に使用、1067mm軌間に改軌された後は改造工事により普通列車として使用されてきました。
 
25DR2060号車

 ナローゲージ時代はLDR2300形を名乗っていましたが改軌工事の際にDR200形に形式を変更しています。
 
25DR2069号車

 この形式は中間付随車(日本のキサハに相当)で動力を搭載したDR2000形気動車を前後に連結して走行していました。
 
25DR2067号車

 現在の塗装は台東線光華號時代の塗装に復元されています。
 
木造貨車の廃車体

 駅舎の脇には木造貨車が保存(放置?)されています。この日の撮影はここで終了、コンビニで夕食を買い込んでから今夜の宿に向かいます。
 
今夜のお宿

 今夜は台東鉄道芸術村から徒歩約10分ほどのところにあるノルデン ルダー ホテル(Norden Ruder Hotel)に宿泊

 客室は全フロアーが吹き抜けになっている珍しい構造です。

 部屋はスモールシングルでシャワーを浴びて寝るだけの簡易なものです。

 テレビはないですが、この設備で1泊880元(日本円で3,198円)は格安です。この日はシャワーを浴びで早めに休みます。