■撮影日:2017年 5月 3日/その5■

 

この日は竹南駅に引き続いて豊富駅と高鉄苗栗駅を撮影してきました。
それでは当日の収穫を。。。
 
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豊富駅(豐富車站)の東側駅舎

 当駅は1903年5月23日に後壠駅として開業、1920年には後龍駅、1922年には海岸線に開業させる駅名称に「後龍」を使用すため北勢駅、1967年10月11日に現在の豊富駅に改称されました。
 
豊富駅の西側駅舎(高鉄苗栗駅側)
 現在の駅舎は2016年9月10日に台灣高速鐡路との連絡機能を強化するために移設されました。旧駅舎は現在の場所から台中方に400mほど離れた場所に設置されていました。
 
豊富駅の構内

 ホームは相対式2面2線になっています。駅舎部分の幅が広くとられており、将来のホーム増設にも対応できる構造になっているようです。
 
豊富駅と高鉄苗栗駅間の連絡通路
 両駅間は約100mの屋根付き連絡通路で接続されています。

 

高鉄苗栗駅(高鐵苗栗站)の東側駅舎(台鉄豊富駅側)

 高鉄苗栗駅は2015年6月28日に竣工、同年11月4日から供用を開始したものです。駅名は苗栗駅を名乗っていますが台鉄の苗栗駅とは直線距離で約4kmほど離れています(台鉄の苗栗駅に行く場合は当駅から台中線又は路線バスに乗り換える必要があります)
 
高鉄苗栗駅の西側駅舎

 タクシー乗り場やバス乗り場等は西口に設置されています。駅周辺は未開発のため何もない状態ですが、今後は徐々に開発が進められていくものと思われます。
 
高鉄苗栗駅の構内
 ホームは相対式2面2線になっています。ホーム間には柵で仕切られた通過線(本線)が設置されています。
 
旧豊富駅

 旧駅は現在の場所から苗栗方400mの場所に設置されていました。高鐵開業後の乗換えは徒歩又は連絡バスを利用する必要があったようです。
 
旧豊富駅舎

 旧駅舎とホームは現在も残置されています。この駅舎は1989年に複線化工事の際に建築されたものと思われます。
 
旧豊富駅構内(高鉄ホームから撮影)

 旧駅のホームは相対式2面2線構造で島式2面4線に拡張できる構造になっていたようです(島式2面4線だったものを相対式2面2線に減らした可能性もあります)
 
次は高鉄台中駅(台鉄新烏日駅)へ
 
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