【撮影日:2018年 1月 2日/その2】

 

この日は大武駅と加禄駅、内獅駅に引き続いて普快車3671車次を撮影してきました。それでは当日の収穫を。。。
 
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内獅駅に到着する台東ゆき普快車(第3671車次)
R128号機関車+普快車用客車3両(35SPK32717号車+35SP32578号車+35SPK32757号車)
この列車は現在の台湾鉄路では最下等となるもので冷房がない分、区間車より安価な運賃が設定されています。

 普快車はダイヤ改正を重ねる度に運転本数を減少、現在は枋寮~台東間の1往復(第3671列車~第3672列車)のみとなりました。
ドアは手動、最後部の貫通扉はなくチェーンと手摺りのみとなっています。
 
次は台東新駅へ
 
普快車の車窓(内獅駅~枋山駅間)
列車は枋山駅から大武駅にかけては内陸を通るため暫く海が見えなくなります。
 
普快車の車内
車両は窓が開けられる非冷房の客車が使用されています。座席は回転式でリクライニング機構が付いていないものを装備しています。
車内灯は車軸発電機や蓄電池、蛍光灯の整備ができていないようで一部のみが点灯しています。点灯する数も速度が上がるにつれて多く、速度が落ちるにつれて減少、停車時間が長いと5分程度で完全に消灯してしまいます。
 
普快車の車窓(枋野駅)
枋野駅は1992年10月5日に枋山駅と中央信号所間に開設された信号所扱いの有人駅です。当駅勤務の職員が列車で通勤するために一部列車が停車します。
 
瀧渓駅に停車中の台東ゆき普快車

R128号機関車+普快車用客車3両(35SPK32717号車+35SP32578号車+35SPK32757号車)
瀧渓駅では対向列車の通過を待つために7分間停車します。
 
35SPK32717号車の車内
回転式クロスシートが並んでいます。
 
35SP32578号車
扇風機も付いていますが大半は使えないようです。
 
35SPK32757号車
当日の普快車は全車デッキ付きの車両でしたがデッキなしの両開き2扉(自動ドア)仕様の車両もあるようです。
 
瀧渓駅を通過するゆき莒光号
R134号機関車+電源荷物車1両+莒光号用客車9両
 
普快車の車窓(大麻里駅~知本駅)
大麻里駅~知本駅では再度、海岸付近を走ります。
暫く海岸付近を走ります。
知本駅の手前あたりから内陸部に進んでいきます。
 
台東新駅到着後は時間の関係で直ぐにタクシーに乗り換え。次は台東県議会付近から旧台東駅まで旧台東線跡(約3.5km)を歩きます。
 
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