【撮影日:2018年 1月 2日/その1】

 

この日は南廻線の大武駅と加禄駅、内獅駅を撮影してきました。それでは当日の収穫を。。。

 
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この日は4時に起床、チェックアウトして徒歩で高雄駅に向かいます(翌日から同じホテルに再チェックインするので余分な荷物はフロントで預かってもらいました)
 
高雄駅 Kaohsiung Station(駅番号185)
徒歩約20分で高雄駅に到着。駅構内のセブンイレブンで朝食と飲み物を購入してから駅構内に入ります。
指定席乗車券を自動改札機に通して5Aホームへ向かいます。
 
高雄駅に停車中の台東ゆき自強號333車次
DR2900形9両編成(3両編成×3本)
 
次は大武駅へ
 
■高雄駅
05:12発
 自強號333台東ゆき[台湾鉄路管理局・屏東線~南回線]
06:46着
■大武駅
 
大武駅 Dawu Station(駅番号211)
当駅は1992年10月5日の南回線正式開業に伴い設置された駅です。自強號と区間車、普快車が停車する三等駅になっています。
 
大武駅のホーム
ホームは島式2面2線構造になっており、列車行き違いが可能な構造になっています(通常時は1A/1Bホームを使用、2A/2Bホームは工事中)。駅構内には保線用車両の留置線も設置されています。
 
大武駅に到着する台東ゆき区間車(第3501車次)
R134号機関車+復興号用客車3両+電源荷物車1両
ディーゼル機関車には冷房用の発電機が搭載されていないので電源荷物車から給電しています
 
大武駅に到着する潮州ゆき区間車(第3514車次)
R129号機関車+電源荷物車1両+区間車用客車4両
 
SPK21008号車の車内
区間車用の客車は冷房付きの回転式リクライニングシートとなっています。
 
次は加禄駅へ
 
■大武駅
07:13発
 区間車3514潮州ゆき[台湾鉄路管理局・南廻線]
07:57着
■加禄駅
 
加禄駅を発車した潮州ゆき区間車(第3514車次)
R129号機関車+電源荷物車1両+区間車用客車4両
 
加禄駅 Jialu Station(駅番号204)
加禄駅は1992年10月5日の南回線正式開業に伴い設置された駅です。区間車と普快車が停車する三等駅になっています。
 
加禄駅のホーム
ホームは島式2面2線構造となっており、列車行き違いが可能な構造になっています(通常時は2A/2Bホームを使用、1A/1Bホームは使用を停止中)。駅の北側には貨物用の留置線が設置されています。駅の北西側には貨物用側線と軍用車両の積み込み施設が併設されています。
 
加禄駅の改札口
自動券売機も併設できる構造になっていますが今のところ設置する予定は無いようです。改札口もラッチ式となっており昔ながらの雰囲気が残っています。
 
加禄駅の出札窓口
当駅の出札窓口では硬券の乗車券を発売しています。出札窓口は3つありますが真ん中の2番窓口のみで営業しています。今回は安い区間から5種を選んで発券してもらいました。
 
加禄駅から東海ゆき
No,4874
 
加禄駅から鎮安ゆき
No,5306
 
加禄駅から潮州ゆき
No,0578
 
加禄駅から西勢ゆき
No,0469
 
加禄駅から歸來ゆき
No,2809
 
硬券を購入した後は内獅駅まで徒歩で移動します。
 
台1線(国道1号線)
加禄駅前から国道1号線に出て路側帯を歩いていきます。内獅駅までは直線距離にして約3km、途中にある嘉和遮體も見ていきます。
内獅駅から1.4km位のところにあるT字路から山側に入ると線路脇の道路が見えてきます。
線路橋をくぐり十字路を左折、更に0.6kmほど進むと嘉和遮體が見えてきます。
 
加禄駅~内獅駅間を走行する花蓮ゆき自強号(第301車次)
この辺りは直線なので最高速で通過していきます。
 
嘉和遮體(加禄駅側坑口)
このトンネルは沿線にある中華民国国軍の演習場からの流れ弾や誤射から列車を守るために設置されたもので、加禄駅から1.5km付近~2.7km付近までの約1.2kmに渡って設置されています(1991年9月竣工)
トンネルはコンクリート製で山側は本体が露出、上部と海側は砲撃による衝撃を吸収するために土盛りしてあります。
トンネルの一部にはコア削孔機で開けと思われる穴が開いてます。
穴を覗いてみると透明のアクリル板で塞いであるので通風用ではないようです。
 
嘉和遮體(内獅駅側坑口)
トンネルの内壁には無線中継用と思われるLCXが張られているようです。
 
台1線(国道1号線)
嘉和遮體の内獅駅側坑口の近くから国道1号線に出て再度、路側帯を歩いていきます。
南勢湖渓を渡って更に0.6kmほど進むと内獅駅が見えてきます。
 
内獅駅 Neish Station(駅番号205)
内獅駅は1992年10月5日の南回線正式開業に伴い設置された駅です。区間車と普快車が停車する招呼駅(無人駅)になっています。開業当初は駅員が配置されていましたが1993年11月1日に無人化されました。
駅事務室部分は窓が塞がれて中が見えない状態になっています。
待合室部分も窓や扉がすべて撤去されており廃屋のような佇まいになっています。当駅構内は2016年から恒春線(2026年開業予定)の準備工事が始まりました。この路線が開通すると新左営駅から墾丁国家公園まで直通列車で行く事ができるようになります。
 
内獅駅のホーム
ホームは単式1面1線構造の棒線駅になっています。ホームと駅舎間は警報機がない構内踏切で結ばれています。
 
内獅駅を通過する新左営ゆき自強号(第304車次)
DR2900形9両(3両編成×3本)
 
内獅駅を通過する花蓮ゆき自強号(第303車次)
DR2900形9両(3両編成×3本)
 
内獅駅を通過する新左営ゆき自強号(第306車次)
 DR3100形9両(3両編成×3本)
 
内獅駅を通過する台東ゆき莒光号(第751車次)
R133号機関車+電源荷物車1両+莒光用客車9両
 
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