【撮影日:2018年 1月 3日/その1】

 

この日は前日の台東旧線に引き続いて台東新駅(現在の台東駅)を撮影してきました。それでは当日の収穫を。。。

 
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この日は6時00分に起床して台東轉運站(台東バスターミナル)へ
 
台東バスターミナル(台東轉運站)
ここから台東新駅ゆきのバスに乗車します。現在使用されているバスターミナルの待合室は台東駅として使用されていたものを改装しています。
 
台東駅ゆきの路線バス(普悠瑪客運)
台東駅まで貸し切り状態でした。運賃は台東駅までは25元、台東駅から先は50元となるようです。
 
■台東バスターミナル
07:50発
 路線バス(普悠瑪客運/台東空港ゆき)
08:10着
■台東駅(台東新駅)
 
台東駅(台東新駅)Taitung Station
当駅は1982年6月27日に卑南駅として開業したものです。1992年12月26日の南廻線全線開通時に台東新駅に改称、2001年12月1日の台東線の台東新駅~台東駅(台東旧駅)間廃止に伴い新しい台東駅に改称されました。
この周辺では台湾原住民の方が多く住んでいるようで駅構内用の自動放送装置にはアミ語の音声も収録されています。
 
台湾鉄路管理局の自動券売機
台湾の三商電脳製です。台湾では乗車券のみの自動券売機は今でも押しボタン式が使用されています。お金を入れて枚数、車種、運賃、行き先を選べば切符が吐き出されてきます。
 
台東駅の駅構内
ホームは島式3面6線になっています。構内には留置線が多数設置されています。
 
E200形電気機関車
E232号機(新製1978年・米E国General Electric社)です。200形は1978年に客車列車牽引用として導入した電気機関車で1992年までに40両(E201号機~E240号機)が輸入されました。仕様はサイリスタ位相制御の2,800kw機で軸配置はCo’Co’、最高速度は110km/h、客車への電源供給が可能な電動発電機(350kW)を搭載しています。
他に電動発電機を持たないE300形39両とE200形をベースに最高速度を130km/hとしたE400形18両が導入されました(E301号機とE302号機は後に電動発電機を搭載する改造工事を実施、E400形は高速運転の必要がなくなったためにギア比をE200形と同一とする改造工事を実施しています)
 
台東駅に停車中の当駅止まりの区間車(第3501車次)
40SPK21008号車・他3両です。機関車は付け替えのために引き上げ中です。
 
台東駅に停車中の花蓮ゆき区間車(第4621車次)
EMU549Fで順行の前から45EMC549号車(Mc)+45EP549号車(Tp)+45ET549号車(T)+45EM549号車(Mc)の4両編成(新製1996年・韓国大宇重工)になっています。
EMU500形は1993年に導入された通勤(区間車)用の電車で1997年までに4両編成86本344両が輸入されました。仕様はVVVF制御方式で編成出力は2,000kW、最高速度は110km/hになっています。
 
次は山里駅へ
 
■台東駅
08:40発
 区間車4621花蓮[台湾鉄路管理局・台東線]
08:48着
■山里駅
 
【山里駅は別の記事で投稿します】
 
■山里駅
09:04発
 区間車4612台東ゆき[台湾鉄路管理局・台東線]
09:12着
■台東駅
 
台東駅に到着した当駅止まりの区間車(第4612車次)
EMU551Fで順行の前から45EMC551号車(Mc)+45EP551号車(Tp)+45ET551号車(T)+45EM551号車(Mc)の4両編成(新製1996年・韓国大宇重工)になっています。
 
次の列車まで少し時間があるので構内から撮影できる車両群を撮っていきます・
 
3AK2500形3t積み車掌車(専用守車)
3AK2524号車です。この形式は1971年に3AK2000形を改良して導入された車掌車(専用守車)です。
 
3AK2000形3t積み車掌車(専用守車)
3AK2038号車です。この形式は1965年に導入された車掌車(専用守車)です。
 
30G2000形30t積み無蓋貨車(積敞車)
30G2128号車です。この形式は2011年に余剰となっていた35C2000形等の有蓋貨(積篷車)を無蓋車(積敞車)に改造したものです。
 
35C24000形35t積み有蓋車(積篷車)
35C24043号車です。この形式は1981年に導入された有蓋車(積篷車)です。
 
35C24000形35t積み有蓋車(積篷車)
35C24044号車です。
 
35C23000形35t積み有蓋車(積篷車)
35C23021号車です。この形式は1981年に導入された有蓋車(積篷車)です。
 
台東駅の調車場(留置線)
莒光號用の客車や貨車等が留置されています。
調車場の奥には・・・
DR2510形(45DR2511号車+45DR2512号車)やDR2700形の姿も見えます。
 
台東駅に停車中の花蓮ゆき自強號(第301車次)
DR2801号車・他8両です。DR2800形は1982年に台東線の改軌工事完了に伴い導入された特急用の気動車で1984年までに3両編成15本45両が日本の東急車両製造で新製されました。
 
台東駅を発車した花蓮ゆき自強號(第301車次)
DR2801号車・他8両
 
台東駅に停車中の当駅止まり莒光號(第602車次)
荷物車2両+新莒光号用客車8両
 
E200形電気機関車
E216号機(新製1978年・米E国General Electric社)です。
 
45MBK80000形荷物車
45MBK80011号車です。台湾国内では荷物の鉄道輸送が活発で一部の列車には荷物車が連結されています。積み荷は人が持てる程度のものが中心でスクーターなどの大型荷物も運搬しています。
 
45MBK80000形荷物車
35MBK80002号車です。
 
35FPK10500形客車
35FPK10533号車です。新莒光號用(自動ドア)の客車です。
 
35FPK10500形客車
35FPK10513号車です。
 
35FPK10500形客車
35FPK10542号車です。
 
35FPK10500形客車
35FPK10522号車です。
 
35FPK10500形客車
35FPK10540号車です。
 
35FPK10500形客車
35FPK10506号車です。
 
35FPK10500形客車
35FPK10526号車です。最後の1両は列車進入により撮影できませんでした。
 
台東駅に停車中の彰化ゆき自強號(第372車次)
DR3016号車・他8両。DR3000形は1990年に南廻線開業用として増備された特急用気動車で3両編成27本81両が日本の日立製作所で新製されました。
 
次は知本駅へ
 
■台東駅
10:07発
 新自強號402知本ゆき[台湾鉄路管理局・台東線]
10:17着
■知本駅
 
【知本駅は別の記事で投稿します】
 
■知本駅
10:58発
 新自強號417樹林ゆき[台湾鉄路管理局・台東線]
11:30着
■關山駅
 
【關山駅は別の記事で投稿します】
 
■關山駅
12:00発
 莒光號653彰化ゆき[台湾鉄路管理局・台東線]
12:12着
■池上駅
 
【池上駅は別の記事で投稿します】
 
■池上駅
14:17発
 自強號316新左営ゆき[台湾鉄路管理局・台東線]
15:13着
■台東駅
 
台東駅に停車中の新左営ゆき自強號(第316車次)
DR3018号車・他8両
 
【その2へ】