撮影日:2018年 2月10日/その3

 この日は小田急電鉄の新松田駅に引き続いてJR東海の松田駅も撮影してきました。それでは当日の収穫を。。。

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JR東海・松田駅の南口駅舎
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 当駅は1989年2月1日に国鉄の前身である官営鉄道が開設した駅です。南口は小田急電鉄の新松田駅北口に一番近い改札口となります(両社の改札間は約40mとなっています)。南口でも特急あさぎり号の特急券と乗車券を発売しているようですが小田急線内着となる特急券・乗車券は新松田駅の窓口へ案内される事もあるようです。

JR東海・松田駅の北口駅舎
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 現在の北口駅舎は2015年12月20日に完成・供用を開始したものです。北口と南口共に窓口が閉まる時間が設定されています。

JR松田駅の駅構内
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 ホームは島式1面2線と単式1面1線の計2面3線構造になっています。南側の島式ホーム(3・2番線)は御殿場線、北側の単式ホーム(1番線)は特急あさぎり号の発着に使用されています。

JR御殿場線と小田急小田原線の連絡線
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 右に曲がっていく線路が小田急電鉄の小田原線に繋がる連絡線、左に曲がっていく線路はJR御殿場線です。分岐器の先は小田急電鉄の鉄道用地になっているようです。

松田駅の御殿場方
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 真っ直ぐに伸びた線路はJR御殿場線、左側に残っている廃線跡は酒匂川に続く砂利採取線です。1982年11月までは貨物の取り扱いもあり、貨物用の発着線も複数あったようです。

今でも残る砂利ホッパー
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 この施設は酒匂川から運んできた砂利を取り卸す施設だったと思われます。運ばれてきた砂利は大きさ毎に選別、別のホッパーから貨車に積み込まれていたようです。駅構内を一通り撮影した後は北口の出札窓口で帰りの特急あさぎり号の特急券と乗車券を発券してもらいます。

窓口で発券してもらった特急あさぎり12号の特別急行券
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 今回は帰りに実使用する新宿までと、使用せずに手元に残す本厚木までを各1枚ずつ発券してもらいました。
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 発券方はJRのマルスにあらかじめ収容された座席を呼び出して指定区間のゼロ円指定券(指のみ券)を発券、それに料金券となる硬券式の特別急行券をホッチキスで止めて発行しています。硬券式の特急券と乗車券は特急あさぎり号の停車駅となる秦野、本厚木、相模大野、新百合ヶ丘、新宿までの各5口座が常備されています。

松田→新宿の特急券(表面)
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松田→新宿の特急券(裏面)
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 硬券式特急券の券番はNo,2576


新松田→新宿の乗車券
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 No,7068

松田→本厚木の特急券(表面)
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松田→本厚木の特急券(裏面)
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 硬券式特急券の券番はNo,0544

新松田→本厚木の乗車券
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 No,0965


松田駅で硬券式の特急券と乗車券を発行してもらった後は小田急線で開成駅に向かいます。

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