ある富豪が、妻と娘と三人で暮らしていた。優しい夫婦のもとで娘はたいそうな美人に育った。しかし、妻が亡くなり、富豪は新しい妻を迎えることになった。
新しい妻には2人の娘がいて、自分たちより綺麗で優しい娘を憎んだ。娘の父親がいなくなると3人で娘を従者同然に扱う。最終的に娘はサンドリヨン(灰だらけの娘)と呼ばれる。
ある日、お城で王子の花嫁を決めるための舞踏会が開かれることに。当然継母と姉は招待される。サンドリヨンは姉たちの髪型を直すのを手伝う。
しかしサンドリヨンはみすぼらしいということで連れて行ってもらえず。着飾った継母や姉たちを見送るだけ。継母たちの乗った馬車を見送ると、彼女の瞳に涙が溢れた。
一人で泣いていると、突然仙女が現れて、サンドリヨンが私も舞踏会に行きたいと言うと、「私の言うことを聞いてくれるならば、舞踏会に行かせてあげる」と言われる。
仙女はまず、泣き止んだサンドリヨンに、庭からかぼちゃを採るように言いつける。サンドリヨンが庭で一番大きなかぼちゃを採ってくると、仙女はかぼちゃの中身をくり抜き、皮だけにしてから魔法の杖で叩いてかぼちゃを黄金の馬車に変えた。大きくて立派な馬車が現れた。
次に仙女はサンドリヨンにネズミ捕りをもってこさせた。ネズミ捕りには、ハツカネズミが6匹入っていた。そのネズミ捕りからハツカネズミを出し、出てきた1匹1匹を魔法の杖で叩き、6頭の素晴らしい馬車馬に変えた。グレーの斑模様がアクセントな馬たち。
次に、別のネズミ捕りにいた太ったネズミを立派に髭を生やした御者に、ジョウロの後ろにいた6匹のトカゲをハンサムな馬車の従者に変えた。家来たちは馬車の後ろに立ち、御者は馬車の前の御者台に乗り込んだ。前では馬たちが蹄を鳴らしてヒヒーンと嘶いている。
そして最後に、仙女はサンドリヨンのみすぼらしい服を宝石がキラキラひかる夜会服に変えた。そして仙女はサンドリヨンに透き通ったガラスの靴を与えた。しっかり化粧もしたサンドリヨンは見た目は完全にどこかの国の王女様のような感じになった。
サンドリヨンの馬車がお城に到着すると、家来がどこかの国の王女様かもしれないと報告し、それを聞いた王子が入口まで迎えに来て馬車からサンドリヨンを降ろす。そして王子に導かれ、王女様ことサンドリヨンは広間へ向かう。
広間へ着いた王女様ことサンドリヨンは王子と踊る。継母や姉たちはこの王女様がサンドリヨンだとは気づかず、ただその美しさに見惚れるだけ。さらにサンドリヨンは姉達に近づいて果物を分けたりして様子を伺うが姉たちはやはり気づかない。サンドリヨンは王子と沢山踊った後、12時15分前にお城を去った。
家に帰ると、仙女に明日の舞踏会に行かせてもらえることになった。そこに継母たちが帰ってくるが、やはりあの王女がサンドリヨンだとは思っていないようだ。サンドリヨンは王女様に会いたいと言った。ついに約束の12時になってしまう。サンドリヨンは一目散に逃げ出した。その時、ガラスの靴の片方が脱げてしまった。しかし、時間がないので放置した。門を出たとたん、馬車も馬も家来も夜会服も消えてしまった。
あの時の王女と結婚したくてたまらない王子は、おふれを出しガラスの靴を国中の女性たちに履かせることにした。そして、ピッタリ履けた娘と結婚することにした。
しかし、中々見つからない。お城の女性たちもダメ、貴族たちもダメ、ついにはサンドリヨンの姉たちもダメだった。
そこにサンドリヨンが現れた。継母は阻止しようとするが、家来が履かせた。ガラスの靴はサンドリヨンにはピッタリだった。
皆が驚いていると、仙女が現れてサンドリヨンがなぜ王女になれたのかを説明する。そして彼女を王女に再び変えた。
サンドリヨンが三度お城に着くと、王子は王女様ことサンドリヨンに求婚する。数日後、2人の豪華な結婚式が行われる。






















