【入院2】12.眼振・・・
一定量の投薬を終え、理学療法士によるリハビリが始まった
以上は
『大人しくベットで寝てても治らない!』
って事で、施術の時間以外は
”病棟の廊下をウロウロ歩く”
って事が最大の自主トレと成りました。
入院患者の多くは高齢者が殆どで・・・
皆、のんびりした感じなんですよねぇ~
ソレが余計に焦燥感に繋がっちゃいましてね。
ウロウロ、パタパタ、廊下を歩いてました。
給茶機まで行って、アッツいお茶を飲む事も口内の温痛覚障
害には良い様でね。
痺れのある左の唇やらを何度も火傷しながら、せっせと飲み
ました。
コレにはもう一つ目的があり、胸回りを左側が20Cm 右側が
10Cm位の幅のゴムで締め付けられてる様な症状もあって・・
それが原因で上手くキバれ無いから、便秘がちだったんです。
そう、その便秘解消の為に飲むようにしてたんです♪
なんぼ投薬が済んで ”眩暈が軽くなった” とは言え、直ぐに治
まる筈もなく・・・
この頃は、天井に付いてる奥の照明から、自動火災報知機の感
知器までと言った感じで ”寝たまま視線を動かす” だけでも、
”一旦2つに見えた物が、一つに収束する迄のタイムラグ”
が結構長く(今は随分と短くなりましたが)ソレがきついの何
のって・・・
そんな状態で歩くから、目線はフラフラで真っすぐ歩くのもね
なかなか難しい状態でした。
ある時気が付いたのが、廊下突き当りの窓から外を眺めて・・・
”遠くのビル ~ 近くのビル ~ 遠くのビル”
と目線を動かすとか、
単に、
”阪神高速道路を行き交う車を目で追う”
だけでも、クラクラする事に気付きました。
この、”クラクラ” に逆らうのがリハビリな訳で・・・・
その窓の所で立ち止まって、外を眺める事も多く成りました。
いやぁ~、この ”眼振” ってのにも、随分苦しめられてます。
随分軽減しましたが、今でも続いてますからねぇ~
P.S.しかし、眼振よりも恐いのは、やはり ”温痛覚障害” の方で
すわ・・・
”目視出来ない所を掻く”
って事が、危ないんです。
それも、症状が若干和らいだ今だからコソ!
そう、温痛覚障害の恐怖は、まだまだ続くのでしたぁ~