【入院2】4.脈拍 10回/分 ・・・
病院に救急され ”緊急入院時の洗礼” を受けている最中
「ここ何処ですかぁ~」
っと聞いて見た
「すると、病院です分かりますかぁ~」
っと帰ってきた、あちゃ~
『病院は分かっとるがな、何処の何て病院か聞いたんやけどぉ』
にしても、洗礼が終わってからも・・・
周囲の看護師やら・医師から、やたらとバシバシ叩かれたり
「××さんぁ~ん、目を開けてぇ~」
と声を掛けられた。
相変わらず続いてる眩暈で目を閉じてると、心地よく睡魔が
襲って来てたんですよね。
「ちょっと眠たいだけでぇ~、大丈夫ですってぇ~」
と、バシバシ叩く看護師に返すと
「今寝ると、タヒ んじゃいますよ!」
なぁ~んか、ドラマや何かで聞いたこと有る聞いたことある
セリフが返って来ました。
「まぁ~、ソレ(タヒ ん) でもかまへんですけどぉ~」
っと返すと、
「それやったら救急車呼んじゃダメっ!」
っとマジ切れ気味に返された。
『ええぇ~、でも救急車を呼んだの私じゃないしぃ~』
っと思ったんですが、流石に言葉にはしませんでした。
医師からも
「目ぇ~開けてて下さいねぇ~」
と声が掛けられ、
「目ぇ開けてると眩暈で天井がグルングルン回るんですわ」
と返すと、目を覗き込んで来た医師が
「あぁ~、眼振がぁ 云々・・・」
そうこうしてる間に、CTの準備が整ったらしく
「CT撮りに行きますすから!」
告げられベット事の移動、またも左右にブンブカ揺すられ・・・
キモチワルイぃ~~ッ!
CT撮った後だっただろうか、恐らく脳外科の男性医師の声で
「う~ん、私の見立てだと脳では無いと思いますねぇ~」
ってのが聞こえて来た、
『へっ、脳じゃない? Oh No ォ~』
口に出しはしませんが、心の中でボケをかますのが大阪魂。
「取り敢えず、MRIも撮りますから。」
『やっぱり、セットなのね CT&MRI ・・・
CTは兎も角、MRI は苦手なのよねぇ~』
とか思ってたら、
「お付き添いの方、帰って貰いますね」
と看護師から告げられた。
この時で、昼を少し過ぎた頃だったらしいです。
何とか苦手なMRI検査も済み、ちょっと落ち着いた頃・・・
と言っても、済んだのは検査だけで、何ら処置らしい処置は未だで
酷い眩暈と、左を向いたり枕を入れたりすると強烈な嘔吐感が来る
状態は続いている中、医師から
「やっぱり、脳では無い様です。
今は20で落ち着いてますが、一時は眠りそうになると10を
切る位まで脈拍落ちてましたからねぇ。
循環器内科で入院になります」
と告げられ、原因が特定出来ないまま ”循環器病棟預かり” と成った。
検査前後に医師からされた数々の質問に、たどたどしくも正確に答え
続けられた結果、その膨大過ぎる雑多な情報と・・・
心拍数がやたら落ちてる症状から
”循環器系の疾患”
と診断されたのだろうけど、それこそ私に取り付いた悪戯小僧が如き
”病魔の攪乱”
だったのです。
P.S.退院後、血圧をシビアに管理する必要に迫られまして、頻繁に血圧
を測定し記録するように成ったんです。
すると今まで気にした事が無かった ”脈拍” って項目も目に入る様に
成りましてぇ~
『あっ、成程ぉ~脈拍10/分を切るってぇ~危険な数値なんだぁ~
そりゃ~医師も看護師も慌てるわなぁ~ ppp』
っと遅まきながら、恐怖を感じました。