【入院2】3.緊急入院時の洗礼・・・
揺れる救急車のなかで何度か吐きながら、救急病院に到着した。
突然ですが、”入院” ってした事あります?
まぁ、段取り踏んだ計画的って言うのでしょうか、そう言う入院
だったり ”検査入院” だと違うのかも知れませんがぁ~
今回の様に ”担ぎ込まれる” ってな場合には、とある ”洗礼” を
受けさせられる事に成ります。 (私の経験上です!)
それは、
”羞恥心の徹底的破壊!”
です。
まぁコレ、本当に徹底的に行われます。
やってる側の医療従事者(医師・看護師)からすれば当たり前の事
なのでしょうが、受ける側からすれば
”擂鉢で羞恥心を粉砕される気分”
を味わいます。
到着した救急車から手荒くストレッチャーごと降ろされ、ゴトゴト
ゴツゴツ更にはブンブカ、文字通り上下左右に揺すられて救急隊員
から病院のスタッフに引き渡される。
ストレッチャーの周囲を病院スタッフと救急隊員が囲んで
「せぇ~のぉ!」
の掛け声一発、ストレッチャーから病院のベットに移乗させられる。
この直後、病院スタッフからの洗礼が始まります。
ベットを取り囲んだ医師と看護師に抗う事も出来ず、滅茶苦茶手際
よく身包み剝がされるんです。
ええ、正に全裸です。
そら、文字通り全裸にされる瞬間こそ無いですが、有無も言わせず
病院の検査着とオムツに衣替えですわ。
身包み剥がす側からすりゃ検査の邪魔になるだろうし、もたもたし
てる暇も無いですから至極当然の事なのでしょうが・・・
今回でこの洗礼は2回目ですが、確実に言えることがあります。
”決して、慣れる事では無ない”
救急搬送される時に意識を保ってた場合には、覚悟して下さいね。
救急搬送時に意識無くなってりゃ、ある意味ラッキーかもです。
ちょっと後日談なのですが、退院後に同僚君と話してて
「あの状態で、よくそんなに(周囲の事)覚えてますね。」
って言われたんですが、それは発症した病そのものの影響としか・・
そしてソレが、医師すらも混乱させてしまった
”いたずら小僧”
の正体だったのだと思います。
P.S.入院中にもベットからベットの移乗を、何度か受けました。
その "入院時の洗礼” も2度受けました。
それらを受けて感じた事は、
"日頃から身体は小綺麗にしておくべきだな"
と感じました。
それは、身なりだけじゃなく、体脂肪も含めてって事です。
私なんかまだまだ軽い方だと思いますが、それでも安全に移乗
させようとするとあれだけ苦労させちゃう訳ですからねぇ~