高校野球の季節ですね。
真夏に甲子園ってどうなんだとか、でも甲子園って学生野球(中学野球→高校野球)のために作られた球場だよねとか、飛ばない金属バットなど様々な話題が飛び交っていますが、私がついつい気になるのは、とある応援歌の話です。
高校野球の定番といっていい、ピンク・レディーの
「サウスポー」
どうしてこの曲が攻撃時に使われるのか?
曲が流れるたびに、不思議な気持ちになります。
実はこの曲、ピッチャーが主人公なんですよね。
背番号1のすごい奴が相手
フラミンゴみたい ひょいと一本足で
歌い出しに出てくる「背番号1のすごい奴」は、ピッチャーではなく、この楽曲が発売された1978年当時のプロ野球のスーパースター、王貞治選手を指しています。
スーパースターのお出ましに
ベンチのサインは敬遠だけど
逃げはいやだわ
男ならここで逃げの一手だけど
女にはそんなことは出来はしない
弱気なサインに首をふり
得意の魔球を投げ込むだけよ
そうよ勝負よ
「サウスポー」の主人公は女性の野球選手で、王貞治選手を連想させるスーパースターと対戦中。
当時人気だった小説や漫画の主人公がモデルです。
歌詞のなかで勝負の結果が明かされることはありませんが、男性社会における女性の活躍を歌っています。
高校野球やプロ野球では、歌詞を変えて「お前が打たなきゃ(誰が打つ)」といったフレーズが入るようですが、どんなピンチの場面だったとしても、マウンドに立つピッチャーは「自分を応援してくれているんだな」と前向きにとらえて、思いっきり投げていただきたいです。
