ぬか漬けの容器は初心者こそ大きいものを! | 雨と晴れと、楽しい毎日

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共働き夫婦とチビ娘、チワワ姉弟との生活の記録です。
そして最近キャンプ始めました。

 

 

ぬか漬けの美味しい季節がやってきました。

 

いかにも、我が家には自慢のぬか床があり毎年漬けています的な写真ではありますが、

ぬか床の管理にはもう何回も失敗しています。

 

いろんなことを試してきては失敗し、もうやめよかな・・・と思ってたんだけど、

今年は思い切ってやってみたことがどうやら成功しているので、ここに記しておきます。

 

さて、まず、ぬか床の話ですが、

我が家のぬか床は、福岡県の「千束(ちづか)」からお取り寄せしている熟成ぬか床です。

今は亡き母が「ここのお店のぬか床良いよ」って教えてくれたのです。

 

 

私の母親がずっとぬか漬けを漬けてて、それを食べて育ったのだけど、その味に近い味。

ここの熟成ぬか床は本当においしい。

爽やかなぬかのかほりが素晴らしい。

 

しかし!

 

ここのぬか床を使っても2回失敗しています。

だいたいの流れとしては、封を開けて容器に移し替えた時は爽やかなかおり。

1回目、2回目ぐらいは、とてもおいしくつかるけど・・・。

 

なんどかやっていると、美味しくなくなってくる。

薄くなる、爽やかなかほりがしない、なんかくさい・・

 

とか。

 

ぬか床の浮気も何度かしました。

 

無印良品のお手軽ぬか床。

この袋のまま漬けられてかき混ぜ不要とのことだが・・・・

そもそも、ぬか床の塩気が強く糠の風味がない。

 

楽天で口コミ数が多かったこちらも購入したことあるけど、これは普通のぬか床と全然違う香りのぬかでした。

過去にぬか床を持っていた人からしたら、なんだろこれ!?って感じ。

ふかふかではなくべとべとした感触もまた独特。

 

 

 

ああ、どうすりゃいいのと迷走しつつ、ひらめいたことがありました。

 

千束のおかみさんが電話口で言っていたこと。

 

「ぬかが少量だと、どうしてもうまくいかない」

 

それならばと、ケチらず今回はどーんと注文してこの容器いっぱいにしてやってみようと!!

 

この容器とはこちら。

 

 

 
どん!
野田琺瑯のラウンドストッカー24cmです。
 
これね、24cmを買って、家に届いたとき「でかすぎる」と返品しようと思ったんだけど、
今思えば返品しなくてよかったです。この大きさが必要です。
 
この容器は昨年から使ってたんだけど、その時はぬか床が3分の1ぐらいしかない状態で使ってました。
でも、今回は4分の3ぐらいまで入っています。
熟成ぬか床1キロを4つ注文し、合計4キロを入れました。
 

 

 

 
これが大成功でした!
かれこれ5月からぬか漬けやってますが、味も落ちず、いい具合に発酵してくれています。
 
やはりぬか漬けはいい塩梅にかき混ぜることが大切。
これぐらいの大きい容器にたっぷりの糠が入っていると、とてもかき混ぜやすい。
全体にうまく空気を含ませながらかき混ぜられるのです。
 
これだったか・・・・・!
 
子どものころからぬか漬けを食べなれていない夫は、これまでのいまひとつなぬか漬けを黙って食べてましたが、今年初めて美味しいといって食べてます。
 
ぬか漬けがどうもうまくいかないと嘆いている人は、
「簡単」「お手軽」「かき混ぜなくてもいい」「一人分」「冷蔵庫で」なんてことはすっぱり諦め、
 
・おおきい容器
・たっぷりぬか床
・常温保存
 
をやりましょう。
 
旅行などで長期間混ぜられない時や、冬で漬ける野菜が高額で続けたくないという場合は、
面倒だとは思うけど、ジッパー袋に小分けで入れ替えて、冷蔵庫で冬眠させるとよいらしい。
冷蔵庫では発酵はすすまないんだって。
実際、今回千束のぬか床は昨年の11月に届いたんだけど、今年の5月まで冷蔵庫で眠らせときました。
 
でも、実際にうまくいくかはまだ未知数・・・
これから猛暑もやってくるしね。
乗り越えて見せる!
 
野田琺瑯のラウンドストッカーはほんとおすすめです。
 

24cmはちょっと大きすぎるという人は、21cmでもいいかね??

 

18cmはちょっと小さいかな~