昨日はは緩和科の診察日でした。
久しぶりに病棟にも顔を出して挨拶をして来ました。約40日間お世話になった緩和病棟は俺のセカンドハウスです。
また、最期もここで迎えると思うので、感慨一入です。
緩和病棟の看護師さん始めスタッフさんは皆いい人ばかり。ダンディな男性の看護師さんもいて、気心も知れて嬉しかったのと、看護課長さんがとても優しくて、癒し系で素敵な方でした。そして美人で優しい看護師の方々。一生懸命な看護助手の方々、気さくな先生。癒しをくれたボランティアの方々。緩和病棟は素敵な方ばかりでした。
挨拶を終えて、検査科に向かいます。
診察前に血液検査と胸部レントゲンを撮影しました。
そんなビビリな44歳のA型、兎年のさそり座。
ほっとしたのと、拍子抜けしたのと、嬉しいのとで、色々ごちゃ混ぜになりました。
胸の写真を撮りました。
これは放射線治療の効果の確認と、右肺が痛くなってきたということに対する検査です。
思い返せばおれば子供の頃から「小児喘息」と言われ、以降ずっと気管支喘息との闘いでした。
でも、タバコは吸ってしまうという悪循環…
思い返せば喘息発作の子供の隣でタバコを吸う両親も中々な存在でした(笑)
肺と俺の腐れ縁ですね。
診察室、久しぶりに会う外来の緩和科の先生。
先生、イケメンなんだよなぁ…そして、気さくなのに実はすごい人なんだよなぁ。
何を話すことになるのか…
先生は俺の顔を見て開口一番言いました。
「俺さん、今日は話すことがたくさんあるんです」
一瞬にして、色々覚悟しました。
先生「えっと、とりあえず今日と、先月初めのレントゲンの比較なんだけど、驚く事に飛んでた分のがんが消えてる…」
さらに続けて「さすがに驚いて、放射線の先生に確認したんだけと、放射線の先生はとても上手くいったと、言ってたので間違いないと思う」
そして「あとね、今日やった血液検査の結果なんだけど、白血球の数値も肝臓の数値もその他含めて、この数値だといわゆる健康な人です」と言いました。
「でも、がんであることには間違いはないので、疼痛とかがあった時には対処していきましょう」と言う先生の言葉がありました。
そして、今日はバレンタイン。
そして本当に自分の事のように今の良好な俺の病態を喜んでくれました。
笑い声のある緩和ケア科の診察室。
こういうのも良いよなぁって思いました。
今日の先生も放射線の先生にも、入院中に診てくれた先生もチームになって俺を助けてくれます。
俺はこの病院にお世話になってからというもの「素敵な人」に会いすぎて、感謝と嬉しさ、そして、温もりを感じまくってます。
今日も本当に感謝の一日でした。
先生、ありがとうございます!
そして、今の俺のようにこのブログを読んだ人が、全国でがんと闘う人達が、良い一日を送れることを心から願います。
届け幸せのタネ!!!
みんなが幸せになりますように!