初恋



といえば



私は村下孝蔵さんの「初恋」を思い出します



村下孝蔵さんの歌が大好きで



ライブに2回行きました



「村下孝蔵の悲しい世界にようこそ」という一発目の挨拶でみんなと一緒に笑いましたルンルン



確かに もの悲しい詩とメロディーが多いけど



言葉が素敵で
詩がきれいでクローバー



好きです










私の初恋は



今から約35年くらい前かな



5歳年下の男の子



その時は
私は中学生だったと思います



ということは



彼はまだ小学生!



子供ですね(笑)



当時、自覚はあまりありませんでしたが



今思うと



やはり



その頃かと。



やんちゃで可愛い
素直な子



いつの間にか
好きになっていました








私は中学生のとき
いじめにあい



男性恐怖症になり
ラジオから聞こえる男性DJの声にも震えていて



一人っ子の私は
父と
そして彼とだけは
話が出来ました




なぜか彼は全然怖くなかった




彼が高校生にもなると



当時でいう ちょっと不良っぽい
イケメンだったので



バレンタインには



たくさんチョコをもらったと自慢げに
話していました



私はチョコをあげることもなく
告白することもなく



時々話す程度の
友達…でした



彼が好きで好きで
泣いた夜もありました


でも
嫌われると思って
告白する勇気はありませんでした



そして



私の結婚式の前日



彼から電話がきました



その頃は携帯電話がなかったので
自宅の電話でした



「おめでとう」



彼の声を聞いて



家族にバレないように泣きました



そして



心の中でひとり
彼にさよならを言いました



友達でいることは変わりなく
月日が過ぎ



ひょんなことから
今はたまに電話で話をします



彼は今はバツイチ



そして



若い頃
俺のこと好きだった? と聞かれて



好きだったよ



と言いました




今も大好きなままだよと言いました




マジか!と彼はビックリしていましたが




私にとっては
彼は 唯一本当の私を
そのまま受け入れて接してくれた人であり




特別な存在でした





そして





今も特別な存在ということに
変わりありません




実際に会うことはありませんが




電話で声を聞くと
懐かしさとともに
胸がキュンとする自分がいます



不謹慎かもしれません



でも



何故か



胸がキュンとなる自分も大切にしたい



そんな思いがあります










でん子