つづきです
85歳の父は
数年前に
8時間に及ぶ心臓の手術を受けてからは
体力がなくなってしまい…
たまに出掛けるのは…
近所のかかりつけの病院
スーパー
そして
唯一の趣味である
パチンコ屋さん
お金もないし老人のお遊び
歩くのは辛いけど
自転車なら と
乗って出掛けていましたが
それもここ最近は
危な過ぎると家族に止められ
殆どを
家で過ごす日々でした
たまに年相応の
認知症の症状は見られましたが
訪問看護師さんには
まだ全然大丈夫と言われていました
4月26日金曜 ※わたしからみての続柄です
10:15 母 いつも通り父に見送られて病院へ
11:00 母帰宅すると父が不在
自転車もない パチンコと判断
15:00 いつもなら帰ってくるのに来ない為
母 心配になって探しに行く
16:30 見つからない為 母 警察へ
もう少し様子をみてから捜索願いを出すように言われ帰宅する
18:00 父 帰らず
母 長弟 末弟 義妹に連絡
19:00 甥 姪含め5名で手分けして捜索
母 自宅待機
(わたしに連絡入る)
(20:00 甥 警察へ捜索願の手続きへ)
22:00 実家に集合
警察の捜査員が来て写真を撮っていく
父 帰らず
すぐに駆けつける事はできず
逐一入る義妹の連絡だけが頼り…
母の話だと
父の所持金は4,000円
財布は2週間ほど前に落として
警察署で保管状態
身分を証明できるものは何ひとつ
持っていないとのこと…
でも現場にいないわたしは
まだ実感が湧かなかったのと
長い時間は歩けない父のことだから
何処かで保護されてるに違いない
と
心配しながらも
どこか楽観していたと思います
ちゃんと食べているだろうか
水分取っているだろうか…
そればかり気になり
そして
号泣していた母の声が
耳から離れず
殆ど眠れず
朝を迎えました