『あの日』から23年。

自分は神戸で生まれ、小学校に入る前に今のところに引っ越してきましたので、直接被災はしていませんが、自分にとって神戸は心のふるさとです。
当時ここに引っ越す際に、神戸市内でも家を探していたので、もしそっちに住んでいたらどうなっただろうかと思うとぞっとします。
今日はちょうどお休みが出来たので、1日ずれたけどいい機会だから神戸に行って震災のことを考えてみようと思いました。
そこでまずは『阪神・淡路大震災 人と防災未来センター』を訪問。
5:46amと大きくあの瞬間の時刻が表記されています。
ここから館内の展示品の一部をちょっとだけ。
丸レッド5:46を指したまま止まった柱時計。
丸レッド炎でぐにゃぐにゃに溶けた商店街の看板。
丸レッド変形した側溝のフタ
丸レッド焼け跡から見つかった硬貨。
こちらは先日、TVでも提供者の方が紹介されてましたが、がれきの下に埋もれてしまった母を救えなかったことで罪悪感に苛まれたと語っておられました。
まだ他にも沢山あったんですけど、見ていると辛くなってきてシャッターを押す気になれませんでした。
普段、動物を撮っているときは楽しいからどんどん手が進むんですけど、自分の気持ちがこんなのでは無理だと思いました・・・
地震が発生したときを大きくて特殊な形をしたスクリーンで再現した映像を見たときも、ただ辛く悲しい気持ちになりました。
ゴジラがいくら暴れまわって街を壊したのを観ても何とも思わなかったんですけど、これは全然違いました。
だから写真はこれが限界です。
 
そんな中で唯一これは良いなと思ったのが、
避難所生活の中で、何か励みになるものを作ろうとした人たちがいたようです。
あの王子動物園も、当時は大変なことになっていたといういのは公式ブログにありましたね。
動物園がみんなの心の支えになったと知ってジーンと来ました。
 
他にも東北の大震災で起きた津波の3D映画も観ました。
総じて、人は自然と共に生き、ときにこうして起きる自然災害の前に人は無力だということを忘れないようにしなければならないと思いました。
しかしながら、そこから立ち上がる人の力も大きいというのも感じたと、映像(津波の映画とは別)の中で体験者の話で言っていました。
 
続いて、場所を移動してメリケンパーク内にある震災メモリアルパークへ。
崩れた岸壁がそのままの形で保存されています。
傾いた街灯、ひび割れたコンクリートが当時の凄まじさを語っています。
できるだけそのままの形が残るように補強工事がされているようです。建築のプロじゃないから見てもよくわかりませんが・・・
今はここだけが残っていますが、この港全体がこんなふうに崩壊していたと思うと、恐ろしくなります。
夕陽を眺めながら、今生きていられることに感謝しようと思いました。
 
船 船 船
 
ところで、港を散策していると、これは珍しい潜水艦が!
本物を見るのは初めてかも。どこの艦なんだろう?
その隣には、おっとこれはJAMSTECじゃないですか!
「よこすか」っていうらしいです。

右矢印よこすかってこんな船(JAMSTECホームページ)

ハイ、ここからはいつもの水族館大好きブログに戻ります~♪
水族館で珍しい深海生物が見られるのもJAMSTECのおかげ。
今のシーズンは、水族館は深海生物イベントが多くなるんだそうです(知らなかった・・・)。
サンシャイン水族館でも『ゾクゾク深海生物2018』展が開催されています。
自分はリニューアルした竹島水族館に行きたいな。

AZではバッジがもらえる深海マイスターイベントを開催中です。

ひらめき電球それではまた、次こそはサンシャイン水族館の残りを(;^_^A

 

 

生きものAZいきものAZ

How to いきものAZ

 

 

イルカ イルカ イルカ

 

【海遊館生きものサロン 会員募集中】

生きものサロン