バブルの頃、我が国では。
土地転がしや地上げ、造成開発といったワードが毎日のように。テレビや新聞をにぎわしていました。
もう、それは。30年以上も過去のことなんですね。
今回の記事は、Yahoo!ニュースでバブル時代に造成された造成地が現在どうなっているか?という記事を見つけましたので。
これについて書いていきます。
(売買対象としての価値は?)
このニュースに関して、ちょうどYouTubeでも。
同じ内容の動画があったので、貼っておきます。
動画を見ていると・・・おいおい。
造成地に入る入口の時点でプチバリケードともいいますか。
止め石(のようなもの)と、関係者以外立入り禁止の旨の看板があり、普通乗用車でもギリギリのような状況です。
たったこれだけでも・・・
おいおい、火事や急病人が出た場合。
救急車や消防車の出入りとか、どうなの?
と思ってしまいました。
(現地では対策があると思うのですが・・・)
で、さらに内容を読んで、見ていくと。
主要駅である茨木駅から車で40分。
公共交通機関である阪急バスが、1日3本しか来ない。
交通の便や、立地条件だけでも。
車なしの生活は、ちょっと現実的ではないかな?
そう思わざるを得ません。
今回はこの茨木台をメインに話しましたが。
バブルの頃は、土地造成だけでなく。他の経済も大いに活況だったことから、山の斜面を切り出して。例えば造船業が盛んな街であれば、その近くの山肌に造成地を作ったような土地があります。
〇〇ニュータウン、〇〇ネオポリス。
こういう名称の土地がそうであることが多いです。
土地の価値、といいますか・・・価値云々よりも。
土地を購入する場合、目的はそもそも何なのか。
長く暮らす場合、問題なく生活出来る場所であるのかどうか。
ここに尽きると思います。
住民の数が減少している土地は、土地の価格が安くなっているものです。相場よりも格安である可能性は高いでしょう。
同時に土地のインフラや、周辺の環境を考えてみてください。
またその土地は、実は市街化調整区域であって。
再改築が難しかったりするようなケースもままあります。
この辺りは購入時にきちんと確認すべきでしょう。
うまく土地や古い家屋を利用できるのであれば。
例えばリフォームして、都会の喧騒を離れてリモートワークしてみたり。リノベーションして古民家カフェや、環境次第では音楽部屋に特化した住宅としての利用も可能かもしれません。
なんとか、ライフライン等をきちんと完備して。
こういった問題にしっかりと行政が向き合って欲しいと思います。