今日はD-FLATさんのGSいじりです。
ステムベアリングを交換します。
D-さんのファクトリーにはクレーンがあるのでフロントを吊るしました。
純正のボールベアリングタイプが取り付けられていました。
今回、テーパーベアリング式へ交換します。
純正のボールベアリング用のレースを引き抜きます。上下にレースが圧入されています。
下側も忘れずに引き抜きます。
交換するテーパーベアリングを圧入します。
下側は先にベアリング本体を圧入します。
圧入には塩ビ菅を使用しました。凸
ベアリングは上下でサイズが違うので間違うことはないと思いますが、下側の方が径が太いです。
グリスをたっぷり塗っておきます。
上に被せるレースにもたっぷりと塗り付けます。
上側は先にレースを圧入します。凹
ファクトリーにはなんでもあります。
叩いて圧入しました。
ベアリング本体を置いたらスペーサーとカップを被せてステム本体を取り付けます。
あとはバラした手順を遡って組み上げます。
締め付けすぎてステムの動きを妨げないように気をつけます。
完成しました。
ステムの動きもスムーズでかなり取り回ししやすくなり、楽しく乗り回せるなと思いました。
D-FLATさんは溶接と塗装のプロなのでオリジナル感満載のGSです。写真ではソリッドに見えるレッドですが、日が当たるとラメが輝きます。また、この黄色いラインは夜間反射する特注ラインです。
自分ではここまで手の込んだオリジナル塗装はできないのでかっこいい外装にする時は塗装をお願いしたいと思っています。