Web ハイカムを組んでから500kmほど経過したので腰上を確認しました。
2番ピストンの上死点を出します。
ウオタニがついているのでピストンを目視して、、
カムシャフトの切り欠きは内側へ向き水平になります。
圧縮が左右11kpa出ていたのでこの辺りは問題ないと思っていましたがバルブタイミングのズレはありませんでした。
→後日、バルブスプリング交換時再度合わせたところ、上の写真では一コマ遅れていた可能性があります。Tマークのないウオタニですが、タイミングローターの接触タイミングにドンピシャで合わせるようにすると写真より半コマ進みました。
↓写真からタイミングローターを若干時計回りに回した位置です。圧縮11kpa→12kpaへ
次にバルブクリアランスの確認を行いました。
A 0.14mm 250
B 0.16mm 260
C 0.16mm 260
D 0.15mm 255
クリアランス過大だとタペット音がするだけですみますが、詰まりすぎているとエンジン不調、ハイカムの場合はスプリングの底突きをしてバルブが破損しまうので要注意です。
Webハイカムの規定値が
IN OUT 共に0.15mm
ですのでAが若干きつめですね。
熱を持つOUT側なのでもう少し余裕が欲しいですが問い合わせしたところ0.10mmくらいまでは許容できるとのことですのでこのままにしておきます。
(0.01mm単位の調整は特注タペットが必要になりますので要検討です)
本日はここまでとして、次回1番気になっているバルブスプリングの確認を行いたいと思います。