リヤホイールのベアリング交換①
リヤホイールを取り外します。
- チェーンカバーを取り外す
- チェーンアジャスターを緩める
- アクスルナットを取り外す
- 車体左側へリヤアクスルシャフトを引き抜く
- ブレーキキャリパーを交わしながらホイールを取り外す
取り外したアジャスター、アクスルシャフト類、
汚れてはいるものの油切れもなく状態良好です。
取り付け前に清掃してグリスアップします。
ホイールからスプロケットタワーを取り外します。
まずはこちらのベアリングを交換したいと思います。
裏面のカラーを取り外しておきます。
こちらのベアリングはダストシールとストッパーがありますのであらかじめ取り外します。
あとは通常通りベアリングを外すだけなのですが、スプロケットタワーのベアリングはかなり大きい穴径です。
手持ちのプーラーではサイズが足りないため、前回取り外しておいたフロントベアリングを裏面へ当てておき、そちらへプーラーをかけるようにして取り外しました。
6206ZZCM/5K
を使用します。NTN製のグリス密閉式ベアリングになるのでメンテナンスフリーになります。
このベアリングの挿入にはかなりの力が必要で、ハンドインストーラーでは入りきらないため裏面からプーラーで引き込みます。プーラーの先端には古いフロントベアリングを取り付け新しいベアリングに余計な負荷がかからないよう注意します。
元に戻して完成です。
このスプロケットタワーのベアリングは交換されずにそのままの車体が多いと思います。
交換しておくと余計なガタつきによるタワーダンパーの消耗が防げますのでおすすめです。