GS400用Web社ハイカムST1を組み込むついでにエンジン腰上を清掃整備します。
エンジン内部を整備するときはエアーダスターや高圧洗浄機で車体についてしまった砂などの異物を取り除いておくことお勧めします。また作業はガレージ内がベストで砂埃を防ぐために徹底的に床掃除をしておきましょう。
自分は天才無免許医ブラックジャックになりきってオペ室(ガレージ)の準備をしています。作業中は火気厳禁、ガソリンを取り扱うので爆発してGSが燃えちゃいます。
今回のメニューは、
各種クリアランス等点検
シリンダー、ポート、ピストン等燃焼室周りの清掃
カムジャーナル部のチェック
バルブステムシールの交換
バルブ擦り合わせ
バルブクリアランスの調整
ピストンリングのチェック
シリンダーの点検
を行いたいと思います。
取り外す順番としては
① 外装類
② キャブレーター
③ マフラー タコメーターケーブル
④ カムカバー
⑤ シリンダーヘッドカバー
⑥ カムチェーンテンショナー
⑦ カムシャフトホルダー
⑧ カムシャフト
⑨ シリンダーヘッド
⑩ シリンダーブロック
になります。
シム交換によるバルブクリアランスの調整を行う場合はタンクを外し、ヘッドカバーのみ取り外せば調整可能ですが、今回はシリンダーヘッド周りの点検も兼ねるので外す部品が多くなっています。