フェイスブックなどで炎上しているかの内海聡先生の著書。
一見「人間や日本人」を「グーミン」と呼んだりで私たちを嘲笑っている印象も
受けかねないが、要は僕らがいかに「何も知らずに生きてきたか、生きているか」を
思い知らされ、視座・価値観を変えないと思わされるような一冊。
読んで一番に学ぶべきことは、
「大事なのは世間の情報に踊らされるな、自分で調べて
考えろ」
というところ。(ゆえに、この本に載っている情報をうのみにするな、と著者自身も
述べている)
普段仕事をしていても、一見もっともらしいことはよく考えると理に適っていなかったり、
見過ごされていたり、ということがたまにある。自分自身もある。
その思考は、その常識は一体どこからきたものだろうか??
自民党に入れたら変わるのか?共産党に入れたら社会が変わるのか?とか。
サラリーマンが安泰だ、というのは当たり前なのか。
誰かの洗脳やマインドコントロールではないか?本当に正しいのか??
一番手っ取り早くわかりやすいのは後半でも書いてあるように、この世界を「マトリックス」の世界として
捉えてみること。
そうするとちょっと違ったものが見えてくるかも・・・・。