3/20(水) 試験日:3/24(日)
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法令問題 #117
【平成22年度(2010)法規問8】
解答
(5)が正解。
特別高圧22,000[V]で使用するケーブルの絶縁耐力試験を行う場合の試験電圧と連続加圧時間を答える問題。関係する条文は以下の電技解釈第15条です。
(対象条文抜粋)電技解釈第15条
ケーブルの場合、交流電圧で絶縁耐力試験を行うと充電容量が大きく現場での試験に適さない場合があるため、充電容量が少なくて済む直流電圧での試験も規定されています。この問題では交流による場合と直流による場合が選択肢で挙げられているため、その両方を確認する必要があります。
まず、交流電圧で行う場合には上の15-1表の①より、試験電圧は「最大使用電圧の1.25倍」とあるため、最大使用電圧を求める必要があります。最大使用電圧は以下の第1条より、使用電圧(公称電圧)の1.15/1.1倍であることから、
22000×1.15/1.1=23000[V]
よって、交流電圧で行う場合の試験電圧は、
23000×1.25=28750[V]
これにより、選択肢(1)は不適切。また、交流の場合の連続加圧時間については④より、10分間とあるため、選択肢(3)も不適切。
(参考)電技解釈第1条
続いて、直流電圧で行う場合には、上の電技解釈第15条の②と③の規定に沿う必要があるため、交流の試験電圧の2倍を計算すると、
28750×2=57500[V]
となり、選択肢(2)と(4)は不適切。連続加圧時間は交流と同じ10分間であるため、選択肢(5)が適切。
ー*ー
従って、(5)が正解。
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今日のひとりごと
追込み時期もリラックスを
試験直前期は勉強が気になって落ち着かず
息が詰まってしまうことがあります。
できれば短時間で今の気分を変えたい
ところですが、なかなかうまく行くもの
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そういった時には、
(皆さんもされていると思いますが)
少しだけ外出してみると
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