2/20(火) CBT最終日:2/25(日)
筆記試験前日まで
電気法令の応用的問題等を
取り上げていきます。
法令問題 #88
【令和4年度(2022)下期法規問1】
解答
(2)が正解。
まず本問の対象となるのは、次の電気事業法の条項で規定する「事業の用に供する電気工作物」。
(対象条文抜粋)電気事業法第38条
そのうちの発電等用電気工作物について本問では問うており、さらにその要件については次の主務省令で定められている。
(対象条文抜粋)電気事業法施行規則第48条の2
対象となる電気事業法施行規則の上の条項においてその要件が定められており、そのうちの第1号の方が本問で問われている。解答としては200万kWが正解。
続く「大規模な事業者のみが保安規程に記載すべき事項」については、次の電気事業法施行規則の条項の中で規定されている。
(対象条文抜粋)電気事業法施行規則第50条
本問の対象となるのは第50条第1項第1号に関してであり、その保安規程に記載すべき事項は続く第2項で規定されている。一方、第50条第1項第2号ではそれ以外の事業用電気工作物について述べており、その保安規程に関しては第3項にて規定されている。本問では、前者にあって後者にない保安規程の事項について問われているとみられることから、これらの規定を比較すると、第2項第14号の「保安規程の定期的な点検及びその必要な改善に関すること」が当てはまる。
従って(2)が正解。
※アンダーラインは当ブログにて。
4科目Quiz再び(37/50)
【電力科目】
過去問(変電)
今日のひとりごと
昔の過去問を扱った
新しい過去問題集発売!
オーム社より、来月3/6に
理論科目の過去問題集が発売されます。
この過去問題集、なんと収録されるのは
1995年〜2007年の13ヵ年分。
(平成 7年度〜19年度分まで)
そうです、
昔の過去問を扱った新たな過去問題集が
発売されるようなんです〜
過去問題集の出版情報は昨年末に
取り上げていましたが、その後はしばらく
出ないかなと思っていたところ、突然に、
でも待ちに待った過去問題集が出されます!
今のところ出されるのが分かっているのは
理論科目のみのようですが、
他の科目も期待できるかもしれません。
なお、試験問題は完全収録されるとの
記載がありましたので嬉しい限りです。
また、この書籍のブック帯には
「CBT導入後の電験三種は、
過去問学習が重要&最優先」
と、書かれています。
CBT試験を行うためにはたくさんの
問題数が必要となるため、過去問が
繰り返し用いられることになります。
新たな問題も順次作られると思いますが、
それでも過去問の重要度は変わらず、
今回のような過去問題集の出版に至った
ものと思われます。
おそらく今後、
他の出版社からもこのような
過去問題集の出版がなされることでしょう。
昔の過去問も安心して勉強できる
過去問題集、大歓迎ですね!
過去問題集発売情報
オーム社より
「電験三種 理論の過去問題集 1995-2007」
2024/3/6発売
税込3,960円
オーム社ウェブショップ、アマゾン、
楽天ブックス等にて予約受付中
受験に関する詳細は、
受験案内をご確認ください。
【電験三種下期試験受験案内】
https://www.shiken.or.jp/guidance/pdf/71/file_nm01/ecee_r05_denken3simoki_zyukenannai.pdf
(約2.6MB)