12/12(月) 【電験3種カウントダウン】
先週の直流回路と同様、
計算問題が主体となる交流回路の
過去問をお届けします。
では、どうぞ
①理論Quiz
ネットで調べてOK
解答は下の方にあります
出典:電験3種理論過去問より
第1問: 2015年度/問8
第2問: 2018年度/問9
第3問: 2020年度/問15 改題
②本日Quiz解答
第1問:(1)
直列接続された抵抗とコイルの
単相交流回路における有効電力を求める問題。
有効電力はコイルでは消費されず、
抵抗でのみ消費されることを考慮して解く。
(計算過程)
※他にも、回路の力率cosθを計算してから
P=VIcosθを用いて有効電力Pを求めることもできる。
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第2問:(3)
(ア)並列共振に関する問題。
(計算過程)
(イ)並列共振時は、コイルとコンデンサの
リアクタンスが互いに等しく、電流が互いに
相殺する。このことを考慮して解く問題。
(計算過程)
(ウ)並列共振時、電源電圧を基準とするとこの回路は
抵抗のみと考えることができ、力率は1となる。
つまり電圧と電流の位相差は0°で同相である。
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第3問:(2) (今回、B問題の1問目のみ出題)
三相交流回路における負荷のΔ-Y変換、線電流
の計算を行い、相電流を求める問題。
(計算過程)
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③過去問音読 再び
ここでは、上期に行いました過去問音読を下期に向けて再び行っております。
10年分過去問音読:2周目
<332〜337問目/660 >
毎日6問 継続中!
理論科目は、8〜9割が計算問題
となる場合が多く、合格のためには
計算を避けては通れないというのが
現実です。
その計算問題は、比較的容易な
ものから、計算量の多いもの、
難易度の高いものまで入り混じって
いますので、日頃の練習で
目を養っておくことが
とても重要です
本日もご覧いただき
ありがとうございました
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【電験3種下期試験まで 約3ヶ月半】
14週と6日
※下期試験日は来年3月26日(日)です。