大木ひびき「そんな話、聞いたら、目からうろこ落ちますナァ」

こだま「目からウロコは落ちん。」

ひびき「目ぇからウロコ落ちたぁ、言いますがなぁ」

こだま「いわん。目ぇからウロコ落ちたら、魚のからだは目ぇだらけになるんか!?」

こだま「・・・・・・?」



 プーチンさんやロシア人のウクライナへの執着をこう例えた人がいた。

「ロシア人にとってウクライナは東夷(あずまえびす)にとっての、京都(平安京)・奈良(平城京)なんです。」

 たしかにロシア帝国にとって、キエフ大公国が発祥の地だ。東夷(あずまえびす)にとって京都や奈良が中露朝と仲間になるのは阻止したいだろうな。

(ウクライナ侵攻を是認する云々とは別次元のはなしとして)



 もうひとつのウロコが中華帝国。史家の話によると中華の統一と分裂の比率は6対4のようで、漢代でも 前漢の前期と後漢の後期なんかは、各地の動乱・反乱などで分裂状態だったとか。

 だから、中華帝国を統一した皇帝は、偉大なのである。

 中華帝国にとって、中華人民共和国と中華民国(台湾)は分裂状態であって、統一したいのが習さんなんだと。(香港などは租借であって分裂ではない。)

 毛沢東でさえ、為しえなかった中華統一である。気持ちは分かるなぁ。