「科学帝国」拡張路線によって、どんどん科学の帝国領域を増やしていきます。wikiにもあるとおり『天文学、考古学など、実験等による実証が極めて困難な領域においては~』と科学に馴染まぬものまで帝国領土に無理矢理含ませようと実効支配を続けて竹島化されています。

 このwiki著述に抜け落ちていると思うのが「宇宙論」と「進化論」です。これはもう「信じる」「信じない」の領域です。とても科学の実証主義には程遠いものを感じます。

 宇宙論や進化論の書物の内容をどうやって実証するのです? 書かれている内容をただひたすら信じるだけです。それを信じる根拠を一度考えてみてください。実に頼りないものです。

  自分では、そこで述べられている数字ひとつをとっても、検証できないのです。ただひたすら信用するしかないのです。世間ではだれもケチをつけてない。多分真実なんだろうと実に頼りなげです。科学者もいちゃもんをつけてこない。多分正しいのだろうとか。

 でんちゃんは、「宇宙論」は「信じる」という側面で宗教と変わりないと思っています。宇宙論と宗教に境目はないと。

 世界の科学者たちがそう言っている。自分ではわからないが、そんな人が言っているのだから正しいのだろうか?
 あのローマ教皇が信じ、世界中の神父さまが信じてる「天地創造」は自分では確かめようがない。
 理屈として、どうちがうのでしょう。

 では、その宇宙論とはどんなもんでしょう? ちょっと覗いて見ましょう。あなたは信仰されるか、それとも無信仰者か。

 宇宙論ではおなじみのビッグバン。これも信仰に近いものでしょう。wikiでも『ほとんど全会一致』と表現されるものです。昔ですが、奇妙なおじさんの本を読んで感動したものです。フレッド・ホイルというその分野では有名人で、あのホーキング博士もケンブリッジに入るときは、このホイルの下で研究したいと望んだほどの人物です。希望は叶いませんでしたが、それが結果的に良かったのです。なぜなら、ホイル博士は「ビッグバン」否定論者だったからです。

 

 ビッグバン理論でなくても、うまく整合性のとれる理屈を素人向けに書かれたものを読んだのです。それでうまく説明できれば、「なにも奇想天外なビッグバンを想定する必要がないじゃん」と思ってしまいます。

  我々は、あとは、ホイル博士を信じるか、ハッブル膨張宇宙説を信じるかだけの問題です。博士は友人と死ぬまで(2001年)「定常宇宙論」の研究を続けたそうです。
 敬意を表してwikiでも『天文学者の間では(ホイルは別として)ほとんど全会一致でビッグバン理論が受け入れられている。』とされています。それほどの人ですら、まだ疑問を持っているのです。まして、われわれをや。