ついに出産目前に(私のこと) | 高齢妊娠だけど、デンマークで産む

高齢妊娠だけど、デンマークで産む

デンマークで不妊治療したい人の参考になれば

放置し続けたブログですが、このまま何も書かないまま出産を迎えると、結局生まれたのかなどうなったのかなということになるので、少し落ち着いている今、記事を書くことにしました。

 

結論から言うと、あと数日で予定日という39週目を迎え、いつでも病院に駆け付けられるような状態になっています(たぶん)。妊娠の経過は極めて順調で、一度たりとも嘔吐したり、出血することもありませんでした。前回書いたように、血圧と尿検査の結果を定期的にオンラインで病院に送ることになっているため、最初は2週間ごと、このところは1週間ごとに見ています。卵子提供の場合には妊娠高血圧症候群になる可能性が上がるということで気にかけてもらっているようですが、血圧はずっと上が120、下が60くらいで、極めて良い数値で済んでいます。朝のトマトジュースがいいとも聞いたので、1杯の冷えたトマトジュースを飲んでいますが、それも効いているのかもしれません。母が低血圧なので、その遺伝かもしれませんが。

 

尿検査の分析では、時折白血球が検出されることがあり、その後のクリニックや病院での再検査の結果、抗菌剤での治療を余儀なくされることは3回ほどありましたが、大きな症状はなく、早産を避けるための念のための治療でした。最初にぐんと増えて心配した体重増加も、後半は意外とゆっくりな伸びで、今は12キロ増くらいでしょうか。私のBMIではこちらの基準では15キロまでは問題ないらしいので、おなかはよく張りますし身体は重いものの、まあ良い方なのでしょう。

 

こちらのホワイトカラーは、産前も予定日4週間前まで働くので、私も結構ギリギリまで頑張っていました。体調はいいものの、コンピュータの前に座っていると眠くなるので、一日たった7時間ほどの勤務でも終了時間をカウントダウンして、終わるとすぐにソファーで午睡という感じでした(自宅勤務のありがたさです)。でも全体として、妊娠経過は非常に楽であったといえます。今も自転車に乗って近所になら出かけますし、(買い物袋以外)重いものをもったりはしませんが、普通の家事はこなしています。健康な体でありがたいことです。

 

赤ちゃんは元気に動いていますが、とくに夜に活動が激しく、(夜にアクティブになる)B型人間なのではと思っています。助産師も触って驚くくらい子宮が胸のすぐ下まで来ていて圧迫しています。超音波検査やこれまでの助産師の触診でも12%より平均より小さめと出てきていましたが、先日の助産師が大きさを見積もるのが難しいというので急遽、病院に超音波検査をしてもらいに行くことになりました。第一子の妊娠の際にも、「あなたは体が長いから赤ちゃんが上手に隠れているだけで、本当はそんなに(見えるほど)小さくはないのでは?」といった慧眼の助産師が見立てたように、生まれてきた子は3150gといい大きさでした。だから私自身は心配していませんが、まあこうして念のために検査を入れてくれるのはありがたいことだと思っています。

 

もしもまだ予定よりもだいぶ小さかったら予定日よりも1週間待つとか、何か対策が打てるのかな?と思っていますが、私はよく食事もとっていますし、これ以上できることはないような…?今のところ病院からは、遅くても41週0日で出産しましょうと言われているので、それまでに赤ちゃんが出たいといわなければ何らかの形で陣痛促進をするのだと思います。

 

知り合いには、「私はもう最後の方は大きなおなかでいるのが耐え切れなくなって、ラスベリーの葉のお茶とか、ゾーンセラピーとかで陣痛を促進したの。覚えておくといいよ」と教えてもらいましたが、まあいたいだけいてもらっても構わないかなと思っています。小さく生まれて保育器に入るよりは、胎内で成長してほしい!

 

助産師に聞かれましたが、バースプランとしては病院内の新しくできた「出産クリニック」というところで出産になりそうです。前回出産した時と同じ病院ですが、流産してしまって経過を追いに行ったところでもあり、私にとっては悲喜こもごもの思い出がある場所になります。前回の出産した「分娩棟」よりも、アットホームで安らげる場所と聞いているので、新しい環境でのチャレンジを楽しんできます。

 

どんな顔をしているのかなとか、育てやすいのかななど、気になることは色々ありますが、今は不安よりも期待にあふれています。元気な子どもであることだけを願って、家族みんな、赤ちゃんに早く会える日を楽しみにしています。読んでくださった方々も、お付き合いくださり、どうもありがとうございました。皆様も望んでいた赤ちゃんを腕に抱くことができる日が訪れますように。

 

(追記)病院ではスキャニングでは、何の問題もなく3505gと判明しました!心配はしていませんでしたが、やはり安堵するものです。元気な子を産んできます!