今日、韓国のニュースには大きくないですが、税務的には大切な消息がありました。
それは韓国の銅王という呼ばれる「チャヨンギュ」さんの所得税に関する決定があったからです。
チャさんは元々韓国の大手会社のカザフスタンの駐在員でしたが、どんな理由のためは分からないですが
カザフスタンの一番有名な銅山会社の株式を引き受けにないました。
でもその後その株式がロンドンの株式市場に上場されて彼は約1兆ウォンのお金持ちになりました。
その話は韓国の国税庁がチャさんに対して税務調査をしたことから一般人もわかるようになりました。
国税庁は税務調査の後チャさんに約1,600億ウォンの税金を賦課しましたが、彼はこの税金に対して認定しなくて課税適否審査を申請しました。
審査の結果が今日発表されましたが、結論は韓国の国税庁は課税権がないので、この税金は無効なことであります。
その理由は今チャさんは韓国に一年に1ヶ月だけ住んでいるので、韓国の所得税法上の居住者ではないことです。
韓国の所得税法上の居住者は韓国内に住所があるとか1年以上に居所がある個人です。
もちろんこれ以外様々な判断の基準がありますが、チャさんの場合はこんな判断基準も該当事項がないそうです。
もし色々な場所で働いている人なら、必ず関係がある国の税法に関して検討をする必要があります。