磁気誘導ループは、補聴器 に直接音声を送り込むための機材である。磁気 を発生させるだけなので、対応する受信機材がなければ、なにも活用できない。通常、補聴器 は音を全体的に大きくする機材なので、周囲の雑音により音声の聞き取りが難しい場合がある。磁気誘導ループによりもたらされる磁気 を受信し、音声信号に変えることで雑音の少ないクリアな音声を聴くことができる。日本では磁気ループと呼ばれているが、2009年9月にスイスで行われた関連の国際会議でヒヤリングループという呼称と設置マークが定められた。10数年前から公共施設や映画館などに磁気ループが設置されている例が少なくないが、活用されていない一因として、日本には磁気ループ設置の統一マークが定められていないことがあげられる。