人の行き来がさかんになってくると、
電車がしばしば遅れるようになる。
5分かそこら、長くても15分くらい。
いつからなのかは曖昧ではあるけれど、最近の車掌さんは
「列車が遅れて申し訳ございません」
って言っている方が多い感じがするんだよなぁ、なんて感じるこの頃。
(講習かなにかでそういう方針になっているのだろうか?)
一つの考え方として、ドマーニのこんな記事を紹介。
記事は申し訳「ありません」と「ございません」の違いが中心だが、
謝罪する時の表現についても触れられている。
記事中の
あくまでも、目上の人に対して心からの謝罪を伝えたいときに効果的に使用するよう心がけましょう。
上司や同僚間のケースではあるものの、「効果的に使用する」の部分が
個人的に大事だよな~と共感するところ。
心から謝りたいことがいっぱいな時もあるかもしれない。ですよ?
でも何度も「申し訳ありません」ばかり言い続けてしまうと、
言葉の重みが随分と減衰してしまう。
何より「またか」と思わせてしまうのが、受け手の心象に影響を及ぼしそうだ。
ほぼ日のようにほんの5分~10分くらい電車が遅れて、
駅に着くたび「申し訳ございません」って謝る車掌さんもいたっけ。
丁寧な対応であることは素晴らしいことだと思うし、
受け取る人や状況によって、アナウンスにどう反応するかも多様だろう。
でも不可抗力が原因だろうし、5分とか10分とかの遅延であれば、
そんなに下手に出なくて良いんじゃないかなと個人的には考えている。
長時間の遅れや運転見合わせとかは、今回の話の対象外。
少し前の大雪で電車が立ち往生していた件もしかり。
※ちょっとの遅れなら敏感に対応し過ぎなくていいかな、ということと
難しい時もあるけれど、気持ちに余裕を持ちたいよね、ということが
今回の話の趣旨です。
ところで今回の話は、温めすぎて機を逃した感が結構ある。
投稿が遅くなり「申し訳ございませんでした」。
…これは不可抗力じゃないなぁ。