アフリカの大地に感動～これからの発展を願う！

１９日『対オランダ戦』朝４時、２階建ての貸し切りバスでヨハネスブルグのホテルから試合会場ダーリンに向かう。
ダーリンまでは、７時間～７時間と言えば東京から神戸に行ける時間だ。
今回の弾丸ツアー５日間のうち、８３時間は乗り物に乗ってる時間だ。日数計算すると３日半んだ！ケツが痛い！

ダーリンは標高高い所
それまでは、ゆったりしたアフリカの乾燥した大地の地肌が永遠に続き、
バスの上から眺めてると、まるでモーゼの十戒のように、
地球をかきわけてバスが走ってるような錯覚に陥る。

暗い地球のエッジから、うっすらと太陽の光が顔を出し始めると、なんとも言えない神々しさを感じて
アフリカ感動的だ！
全ての生き物の朝の営みが始まる儀式のようでもある。
４時間してバスは山登りを始めた
しばらくしてバスの後ろの方でバタンバタンと聞いた事のない大きな音がした。

バスのスピードが落ちた。
何度もバタンバタンと音かする。
振り返えると、真っ黒い、煙がモウモウと出てる。
ギアが壊れたらしい！
バスの中で「あちゃ、俺達みんなでバス押すのかなぁ？」と囁き始めた。

たどりつけないかも？
俺はオランダ戦のためだけ来てるから、たどり着けないと
何しにきたかわからやくなる！

「がんばってくれ！」みんなもいっせいに「がんばって！」と騒いでる。昨日買ったオランダ戦用の縁起物のダッチ〇〇〇をふくらませて祈った！

バスはプツンプツンと音を立て、黒い煙はきながら、ゆっくりゆっくり登ってった！

もうダメかと思ったとき…
頂上を越えた～！
バスはいきなりスピードをました。
奇跡的だった！
バスの中は、もう拍手喝采、みんな口々に「奇跡があるかも？オランダに勝てるかも？！」
俺は本気で「奇跡はある」と信じた！
…奇跡は…なかった！０ー１で負けた。
結論として
奇跡は…そんな簡単には…来ない！