芸協、立川流、円楽党 会派を超えて
落語芸術協会は公益社団法人なのです。
公益社団法人とは[http://p.tl/quN2]ですから、そりゃ大した団体なのです。ちなみに落語会最大派閥の落語協会は、特例社団法人だから公益法人認定法に基づく内閣総理大臣の認定を得てないことになる。
聴きに行く側からすると、三派が混じっての芝居(興行の意味)の方がやはり嬉しい。
書きにくい話であるが、ふらりと末広亭に行ってみたが、芸協の顔付けがイマイチでお向かいの立ち飲み屋に行ってしまった事は一度や二度ではない。
芸協の人気者はあまり寄席に出ないんですよ。
対して落協は結構な人気者も出ている。
立川流も円楽一門会も自分ところの寄席には人気の真打が出ています。
http://p.tl/OPSe と http://p.tl/2PgR
両協会とも真打披露の芝居でこの違い。
この差が入場者数の差となっていると思います。
芸協の古参から「認めない」と言われていた立川流、円楽党の真打たちの心境は穏やかではないだろう。
考えすぎかな。
ミーハーでオタクなもので(笑)!
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■落語 “会派の垣根を越えて”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120416/k10014467281000.html
(NHK)
人気落語家の桂歌丸さんが会長を務める落語芸術協会は、寄席の活性化を目指して、かつて落語家の団体から分裂した円楽一門会や落語立川流の人気落語家たちと組んでことしの夏から興行する方針を決めました。
落語芸術協会はおよそ130人の落語家が所属する団体で、東京の新宿末廣亭など4か所の定席で興行していますが、ここ数年、観客数の減少傾向が続いているということです。
このため落語芸術協会では、寄席の活性化を目指して人気落語家を擁する円楽一門会と落語立川流と組んで興行していく方針を先月の理事会で決めたもので、ことしの夏の興行から2つの団体の落語家がゲストとして出演していくということです。
円楽一門会と落語立川流は、亡くなった5代目三遊亭円楽さんと立川談志さんが、それぞれ既存の団体から分裂したあと旗揚げしたもので、これまで落語芸術協会と落語協会の2つの団体の興行には原則として出演できませんでした。落語芸術協会では、「会派を問わず出演してもらうことで、落語界を活性化させたい」と話しています。