朝鮮民主主義人民共和国の金総書記死亡 | 電撃ネットワーク ギュウゾウ ブログ『ギュウゾウ新聞』 Powered by アメブロ

朝鮮民主主義人民共和国の金総書記死亡

落語界の北朝鮮といわれた立川流の立川談志家元を追うように、本家北朝鮮の金正日総書記が亡くなった。

と書くと不謹慎かな。すいません。


朝鮮民主主義人民共和国……通称は日本で北朝鮮、韓国で北韓国。


2011年12月17日、金正日は現地視察中の列車の中で心筋梗塞になり、応急処置が行われたが8時30分、69歳でこの世を去ったという。


金正日の実父である金日成が建国当初から1994年の死去まで最高指導者の位置を占めた。金日成の死後、実子である金正日が1997年に朝鮮労働党総書記に就任した。


独裁者と呼ばれる政治指導者が次々と人民に追い詰められ死んで(殺されて)いった21世紀。大きな戦争・内乱の中ではなく本当に病死であったのかはまだ闇の中ではあるが…。


拉致問題も闇の中になってしまうのか。


北朝鮮で急激な社会変革があることも懸念される。

朝鮮戦争再開は困る。


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<金総書記死去>在日社会にも衝撃 「影響楽観できぬ」
毎日新聞 12月19日(月)13時40分配信


 突然の訃報だった。北朝鮮メディアが19日正午、金正日(キム・ジョンイル)総書記(69)が死去したと報じた。在日社会に与える影響は。閉ざされた独裁国家から届いた衝撃的なニュースが、師走の街を駆け巡った。


■在日コリアン

 朝鮮半島出身者が多い東京・新大久保でも激震が走った。韓国から働くために来日している女性(51)は「驚いた。今後、日本や韓国との関係がどうなっていくか心配だ」と話した。また、スーパーに勤務する韓国出身の男性(24)は「体制が続く限り、大きな変化はないのではないか。ただ、朝鮮半島情勢や日本との関係が良くなることを後継者には望みたい」と話した。

 「来るべき時が来た」。在日コリアンの生活相談を受けてきた「在日同胞の生活を考える会」代表、金奎一(キム・ギュイル)さん(73)は埼玉県内の自宅でラジオで一報を聞き、ため息をついた。金さんはかつて、在日コリアンが北朝鮮に渡る「帰還事業」を支援してきたが、その後に朝鮮総連などとは距離を置いてきた。

 金さんは今回の発表について「金日成国家主席の死去の発表に似ている」と指摘。「着々と息子を後継者にする準備をしていたのは、自身の健康を考えていたのだろう」と話す。

 金さんは在日社会に与える影響を心配する。「3代にわたって世襲が続けば、在日の心はますます北朝鮮から離れる。そのとき朝鮮総連などはどういう行動を取るのか。在日社会に混乱が起きなければいいが」

 一方、在日朝鮮人2世の女性(63)は「本当なのかと信じられない気持ち。大変な悲しみでしばらくは喪に服したい。今後、混乱がないことを祈っている」と動揺したような口ぶりだった。

 東京朝鮮第二初級学校(東京都江東区枝川1)の教師は、午後0時半ごろ、毎日新聞の電話取材に「授業中なので(金総書記死去の報道を)知らなかった。集団下校など何らかの対応が必要かどうか、検討したい」と慌ただしく話した。


■総連など

 東京都千代田区富士見2の朝鮮総連本部はひっそりと静まりかえっていた。ただ、数十人の報道陣が集まり、警備の警察官も慌ただしく対応に追われた。

 本部から職員とみられる男性が出てきたが、報道陣の問いかけに「うるさい」といらだった様子で答え、顔を隠しながら速足で去っていった。インターホンの問い掛けにも応答はなかった。

 総連幹部は「今テレビで初めて知った。現在はとても対応できる状況ではない」とこわ張った表情で話した。

 一方、在日本大韓民国民団(民団)職員の一人は発表を受けて慌ただしい様子で「驚いているの一言。この後、北が無用な混乱を起こさず、朝鮮半島全体が動揺しないことだけを望む」と話した。